リック・ジェームス関連作品

今日はリック・ジェームスの命日(1948年2月1日 - 2004年4月6日)です。

リック・ジェームスのアルバムは2月の誕生日の時に書いたので、今日は彼のプロデューサーとして参加したアルバムを紹介しておきます。

まずは何と言ってもリック・ジェームスと蜜月だったレディ・Tことティナ・マリーですね。
リックの「Street Songs」('81)に収録されたデュエット・ナンバー"Fire & Desire"の絡みは名曲ですね。



by カエレバ

ティナの作品に一番関与したのは'79年のティナのデビュー作「Wild and Peaceful」ですね。
オリジナルの曲も良いですがテンプテーションズのカヴァー曲"Don't Look Back"秀逸です。



デビュー作こそリック主導ですが、元々才能のあった彼女は徐々に主導権を奪い3rdアルバム「Irons in the Fire」ではセルフ・プロデュースをする事になります。
その後、ティナは'83年にエピックに移籍。
'84年にリリースされた「Starchild」に収録された"Lovegirl"がヒットし脚光を浴びました。

by カエレバ



また'88年の「Naked to the World」では"Ooo La La La"がヒット。
リックとのデュエット・ナンバー"Call Me (I Got Yo Number)"と"The Once and Future Dream"も当時話題になりました。

by カエレバ



メアリーJなど多くのフォロワーがいましたが2010年12月26日、54歳の若さでこの世を去りました。

余談ですが、'80年の「Irons in the Fire」でバック・コーラスを務めてるのは若きジル・ジョーンズです。
この後、プリンスに見初められ映画『パープル・レイン』やペイズリーパークから「Jill Jones」等をリリースします。


ティナと同じくリック・プロデュースで話題になったのはメリー・ジェーン・ガールズですね。
リックのバックをサポートしていた彼女達は'83年に「Mary Jane Girls」でデビュー。

by カエレバ




デビュー・シングルの"All Night Long"がヒットし、2年後の'85年に2ndアルバムの「オール・フォー・ユー」をリリース。

by カエレバ


こちらからは"In My House"がヒットするも'87年に解散してしまいます。



メアリー・ジェーンの楽曲は多くのアーティストに好まれ、"All Night Long"はブラック・アイド・ピースの"Audio Delite at Low Fidelity"やL.L.クール・Jの"Around the Way Girl"、メアリー・Jの"Mary Jane (All Night Long)"、ジェイZの"Only A Customer"等、多くの楽曲でサンプリングされています。




彼女達2人が特に代表格として取り上げられますが、他にも先日紹介したエディ・マーフィーの「How Could It Be」('85)に収録された"Party All The Time"やマライア・キャリーの「Glitter」('01)に収録された"All My Life"等の佳作もあります。





こうして聴き返してみると、リックの良さを再認識できますね~



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