Golden Days / Mamas Gun ('17)

今日は2月に来日公演を終えたママズ・ガンの新作を引っ張り出して聴いています('∇')



曲リスト

01.You Make My Life A Better Place
02.On The Wire
03.I Need A Win
04.Diamond In The Bell Jar
05.London Girls
06.The Spooks
07.We
08.Golden Days
09.Strangers On A Street
10.This Is The day

ママズ・ガンについて

アルバムは過去2回紹介したけど情報をあんまり書いてなかったのでキチンとご紹介😄

ママズ・ガンはロンドン出身のバンドで、名前の由来はエリカ・バドゥの名作MAMA'S GUNから拝借したそうです(´∀`)

メンバーは、香港生まれで両親はイギリス人とフィリピン人という色んな国の良さを併せ持つフロントマンのアンディ・AP・プラッツ(Andy Platts)[vo,g]を筆頭に、テリー・"スピラー"・ルイス(Terry 'Spiller' Lewis)[g]、ディヴ・"エイティーズ"・オリヴァー(Dava 'eighties' Oliver)[key]、キャメロン・ドーソン(Cameron Dawson)[b]、クリストファー・ブート(Christopher Boot)[ds]の5人組。
レックス・ホラン[b]は2nd、ジャック・ポリット[ds]は3rdまで在籍)

'09年にRoutes To Riches (Deluxe Edition)でデビュー、日本でも人気で”ジャミロクワイ meets マルーン5”なんて紹介されてました。



'11年にソウルフルな2ndアルバムThe Life And Soul、そして’14年にはエレクトリック・サウンドを活かしたキャッチーな3rdアルバムCheap Hotelと毎回趣向を凝らしたアルバムをリリース。

レーベルからのアルバム以外にも、アデル、エド・シーラン、リアーナ等のカヴァーを集めた「Aversions」をクラウドファンディングでリリース

グループだけでは飽き足らず、アンディはエイミー・ワインハウス等を手掛けたショーン・リーヤング・ガン・シルヴァー・フォックス(Young Gun Silver Fox)を結成し、'15年にウェストコースト・サウンドに傾倒したWest End Coast、今年もAM WAVESをリリースする等、創作意欲溢れる活動をしています。

アンディの活動は日本にも及び、Every Little Thing"BFF"他数曲を提供しています('-')
ちなみにアンディはバンド結成前はソングライター&ギタリストとして活躍、コリーヌ・ベイリー・レイのデビュー作Corinne Bailey Rae収録の"Call Me When You Get This"にギタリストとして参加しています。

アルバムについて

日本先行リリースとなった4作目は初のセルフ・プロデュース作、ミックスには前述のショーン・リー、ソングライトには2ndにも参加したコナー・リーヴス(Conner Reeves)が参加しています。
ゲスト・ミュージシャンにはコリーヌ・ベイリー・レイやインコグニート等で演奏しているアンディ・ロス(Andy Ross)[sax]、やドミニク・グローバー(Dominic Glover)[trp]と渋い布陣になっています('-')

オープニングは70'Sソウルを連想させる様なメロディアスな"You Make My Life A Better Place"はファルセットを効果的に使った懐かしさを感じる1曲、これだけで今作の出来の良さを体感出来ます('∇')


続くグルーヴ感溢れる”On The Wire”"I Need A Win"、ダークなサウンドと絶妙なコーラス・ワークが古き良きアメリカン・ソウルを彷彿させる"Diamond In The Bell Jar"、スタイル・カウンシルっぽい80'SのUKソウル・テイスト満載の”London Girls”、等、前半から魅力的な楽曲満載です('∇')



後半も、どことなくTOTOっぽい"We"や、カーティス・メイフィールドばりのソウフルフルなヴォーカルがツボなタイトル・トラックの"Golden Days"・・・とどこを切っても好きなスタイルがてんこ盛りなアルバムで、洗練されながらも荒削り感のある古き良きR&Bアルバムって感じ。

ママズ・ガンもアルバム毎に趣向が変わるから”どのアルバムを聴いたか”で好みが分かれそう。
サウンドが固定しないとファンが定着しなさそうだけど、”次はどういうのが聴ける??”って期待と不安が入り交じるアーティスト好きです(´∀`)

期待と不安と言えば、最初にアートワーク見た時は、まさかこんなアルバムだとは思いませんでしたw




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