2012年4月12日

Future 2 Future / Herbie Hancock (’01)

今日はハービー・ハンコックの誕生日です。

ハービーと言えばマイルス・デイビス・クインテットのメンバーとして活躍し、名ジャズ・ピアニストとして有名ですが、その一方で革新的なサウンドをつねに開拓するアーティストですね。

'73年の「ヘッド・ハンターズ」ではエレクトリック・ジャズ等、革新的なサウンドを取り入れた作品がありますが、個人的に一番衝撃を受けたのは'83年の「Future Shock」でした。

フューチャー・ショックフューチャー・ショック
ハービー・ハンコック

曲名リスト
1. ロックイット
2. フューチャー・ショック
3. TFS
4. アース・ビート
5. オートドライヴ
6. ラフ
7. ロックイット(メガ・ミックス) (CDのみのボーナス・トラック)

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盟友ビル・ラズウェルとタッグを組み、まだマイナーだったブレイクビーツを取り入れた本作。
Grandmixer DSTのスクラッチを取り入れた"Rock It"を聴いた時の衝撃は今でも忘れられません。



"Rock It"のPVも今でこそチープですが、当時斬新だったのを覚えています。



またカーティス・メイフィールドのカヴァー曲でタイトル・トラック"Future Shock"もオリジナルを凌駕するアレンジで大好きでした。





その後、ビルとのタッグは'94年に「Dis Is Da Drum」をリリース。
そして第3弾として'01年にリリースされたのが「Future 2 Future」です。
80年代、90年代、00年代と各年代毎にエレクトリック・サウンドに触手が動くんでしょうか('-')

フューチャー・2・フューチャーフューチャー・2・フューチャー
ハービー・ハンコック チャカ・カーン ダナ・ブライアント

曲名リスト
1. ウィズダム
2. ケベーロ・パートI
3. ジ・エッセンス
4. ディス・イズ・ロブ・スウィフト
5. ブラック・グラヴィティ
6. トニー・ウィリアムス
7. アイオノスフィア
8. アルファベータ
9. ビー・スティル
10. ヴァーチャル・ホーネッツ
11. ケベーロ・パートII
12. ジ・エッセンス(DJ KRUSH リミックス)(日本盤ボーナス・トラック)

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ミュージャシャンには前述のビル・ラズウェル(B)の他、ウェイン・ショーター(Sax)、ジャック・ディジョネット(Ds)、チャーネット・モフェット(B)、ゲスト・ヴォーカルにはチャカ・カーン等、錚々たるメンバーがバック・アップしています。

「Dis Is Da Drum」の延長線上の様なアフロ・ビート+ジャズが刺激的なサウンドを構築している"Kebero Part 1"を始め、スクラッチを絶妙に取り入れたクラブ系ジャズにチャカ・カーンのブロウするヴォーカルがCOOLな"The Essence"、サウンドもさる事ながらロブ・スイフトのターン・テーブルのテクニックが光る"This Is Rob Swift"、ハービー流2 Stepにジャズのエッセンスを盛り込んだ"Black Gravity"等、前半からハンコック&ラズウェルの革新的なサウンドを堪能出来ます。



この他、ハービーやロン・カーターらと共に帝王マイルスのバンドで活躍した革新的なドラマー故トニー・ウィリアムスが残したドラム・テイクにハービーらが命を吹き込んだジャジーなナンバーの"Tony Williams"や、ジャジーな中に浮遊感のあるサウンドがハービーらしい未来志向の"Alphabeta"、そしてラストには前述のPart 2に当たる"Kebero Part 2"で締めるという構成で、聴き応え十分の作りになっています。



尚、日本盤には1stシングルの"The Essence"をDJクラッシュがリミックスした曲がボーナス・トラックとして収録されています。




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