The Miseducation / Lauryn Hill (’98)

今日はローリン・ヒルの37歳の誕生日(1975年5月25日)です。

'93年の映画『天使にラブソングを2』で歌唱力バツグンの女子高生リタを好演。
翌'94年、ワイクリフ・ジョンとプラーズの3人で結成されたフージーズのデビュー・アルバム「Blunted on Reality」でもその卓越したヴォーカル・センスを披露ローリン・ヒル。

彼女の代表作と言えば'98年の「The Miseducation Of Lauryn Hill」ですね。


曲名リスト
1. イントロ~ロール・コール
2. ロスト・ワンズ
3. Love - Int.
4. エックスーファクター
5. トゥ・ザイオン
6. How Many Of You Have Ever - Int.
7. ドゥー・ワップ
8. Intelligent Women Skit
9. スーパースター
10. ファイナル・アワー
11. ウェン・イット・ハーツ・ソー・バッド
12. Love Is Confusion Skit
13. アイ・ユースト・トゥー・ラヴ・ヒム
14. フォーギヴ・ゼム・ファーザー
15. What Do You Think - Int.
16. エヴリ・ゲットー、エヴリ・シティ
17. What Do You Think - Int.
18. ナッシング・イーヴン・マターズ
19. エヴリシング・イズ・エヴリシング
20. ミスエデュケーション
21. 君の瞳に恋してる
22. テル・ヒム(Live)

ローリンの軽快なラップでいきなり大ヒットした1stシングルの"Doo Wop (That Thing)"を始め、シンプルなリズムをバックにローリンの歌唱力が冴える"Ex-Factor"、カルロル・サンタナの絶妙でCOOLなサウンドとローリンの低音を効かせたヴォーカルが秀逸な息子ザイオン君の事を歌ったバラード・ナンバー"To Zion"と、どれも聴き応えがあります。




前述のサンタナ以外にもメアリー・J.ブライジをフューチャリングし2人のヴォーカルが絡む"I Used To Love Him"や、ディアンジェロをフューチャリングした"Nothing Even Matters"では2人のディープなヴォーカルと心地よいスロー・テンポのラヴ・ソングです。




このアルバムはプロデュースも自ら担当し、ラップだけに拘らず彼女のベースにあるゴスペルやR&B等色々なサウンド作りや作詞能力の卓越した能力を見事に表現していると思います。
またシークレット・トラックには、メル・ギブソン&ジュリア・ロバーツ主演の『陰謀のセオリー』で使用された、フランキー・ヴァリの大ヒット曲"Can't Take My Eyes Off Of You"のカヴァー他が収録されています。



本作以降、オフィシャルとしてはライブ盤の「MTV Unplugged」のみで、他はボブ・マーリーのトリビュートを始めジョン・レジェンドやサントラといった客演等ばかり。
2作目も完成されたとは言われてるがレーベルが決まらず頓挫状態。
フージーズも再結成し新作を出すという噂は出るもののローリンは否定し、こちらも頓挫状態。

彼女程2作目を切望されているアーティストはいないんじゃないでしょうか。
早く新作を聴いてみたいですね~





スポンサーリンク


0 件のコメント :

コメントを投稿