Vanity 6 / Vanity 6 ('82)

先日のblogに書いたOriginal 7venのDVDにヴァニティ6の貴重な映像があったので、今日は久しぶりに彼女達のアルバムを聴いてます(*'-')



曲名リスト

1. Nasty Girl
2. Wet Dream
3. Drive Me Wild
4. He's So Dull
5. If A Girl Answers (Don't Hang Up)
6. Make-up
7. Bite The Beat
8. 3 Times 2 Equals 6


ヴァニティ6について

ヴァニティ6はジャケット右からブレンダ・ベネット、スーザン・ムーニーズ、そしてヴァニティ(当初はヴァ○ナ)と名付けられたデニス・マシューズの3人のユニットです。

邦題で「セクシー・ハリケーン」と付けれれた本作は、プリンスが「Controversy」をリリースした頃のユニットなので、3人なのに6と付けられたのは胸の数というユニット名も含め歌詞もジャケットもセクシャリティさMAXです。

アルバムについて

プロデュースは一応ヴァニティ6が共同クレジットされてますが、実際はザ・タイムと同様、"The Starr★Company"という偽名でプリンスがコントロールしています。
制作面ではザ・タイムがプレイヤーズでクレジット、デズ・デッカーソンによる"He So Dull"以外はプリンスが作詞・作曲。
共作には"Bite The Beat"をジェシー・ジョンソン、"If A Girl Answers (Don't Hang Up)"をテリールイスが参加しています。

サウンドは「Controversy」頃のエレクトロ・ポップ・ソングが中心で、デズが書いたファースト・シングルの"He So Dull"は、80年代初めの明るくてキャッチーな楽曲でしたがヒットしませんでした。



そして続いてリリースされた2ndシングルの"Nasty Girl"が大ヒット。



日本盤の訳詞はオリジナルに比べてかなり柔らかく書かれていますが、"Nasty Girl"は本国で当然放送禁止、その一方でラジオ等では大ヒットしディスコ・チャートでは1位を獲得しています。
この2曲を聴き比べればデズとプリンスのサウンド面での格の違いが如実に表れてます。
歌詞のエロティシズムさも比較になりませんが、まぁそこはヴァニティ6の方向性みをプリンスがやっている以上しかたのない事かもしれません。

ちなみに、この曲はInaya Dayがカヴァーしました('-')



歌詞が強烈なのは他の楽曲もそうで、"Wet Dream"や"Bite The Beat"なんかはオーラル・セックスの事を歌う等、今の時代では考えられない強烈なものばかりです。
サウンド面ではテリーが参加した5分半の大作"If A Girl Answers (Don't Hang Up)"が後のジャム&ルイス・サウンド感じさせる1曲で聴き応えがあります。

ヴァニティ6自体は本作でヒットし映画『Purple Rain』に出演する予定でしたが、ヴァニティとプリンスの仲が決裂、急遽オーディションで選ばれたパトリシア・コステロがアポロニアに改名しアポロニア6として再結成され、こちらも大ヒットしました。

一方、ヴァニティは'84年に「Wild Animal」をリリース。
こちらも話題にはなりましたがアポロニア6には遠く及ばずという結果になってしまいました。



曲名リスト
1.Flippin' Out (featuring Ed Sanders)
2.Pretty Mess
3.Samuelle
4.Strap On 'Robbie Baby'
5.Wild Animal
6.Mechanical Emotion (featuring Morris Day)
7.Crazy Maybe (featuring Julian Jackson)



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