トニー・リッチは'97年のデビュー・シングル"Nobody Knows"そして本曲を収録したデビュー・アルバム「Words」がグラミー賞の最優秀R&Bアルバムに輝いた事で一気に注目されましたね。
シンガーとしてだけではなく、トニー・ブラクストンやボーイズⅡメン、TLC、ジョニー・ギル等に楽曲を提供したりプロデュースしたりと才能を発揮しています。
聴いた事のない方に判り易く言うと感じとしては同じLAFACE Recordsのシンガー・ソングライター、ベビーフェイスと似た雰囲気の持ち主です。
今日は、その「Words」から2年半振りにリリースされたアルバム「バーズアイ」を紹介します。
トニー・リッチ・プロジェクト
アリスタジャパン 1998-08-21
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曲名リスト
1. バーズアイ
2. シリー・マン
3. ノー・タイム・スーン
4. イフ・ユア・アン・エンジェル
5. ベッド
6. クール・ライク・ダット
7. ソーツ・オブ・リーヴィン
8. マイ・ストマック・ハーツ
9. ブルー・バタフライ
10. エイント・ノー・ラフィング
トニーと言えば、この頃活躍したディアンジェロやマックスウェル等と並び"ニュー・クラッシック・ソウルの立役者"と言われたトニー・リッチですが、"Nobody Knows"がカントリー・チャートでNo.1を獲得した事からもソウル系の彼等に比べるとフォーキー寄りな感じです。
ベビーフェイス経由でエリック・クラプトンと知り合い、彼のアルバムに参加。
そのお返しで本作には逆にクラプトンが4曲の楽曲に参加しています。
軽めのファルセット・ヴォイスが心地よいタイトル・トラックの"Birdseye"を筆頭に、クラプトンのギターが絡み合う1stシングル"Silly Man"を含む"No Time Soon"、"Thoughts Of Leavin'"、"My Stomach Hurts"の4曲と言い、ベビーフェイスが好きな人には好感が持てる楽曲ではないかなと思います。
それだけでは二番煎じっぽくなるのですが、プリンスの"Sometimes It Snows In April"っぽい"Bed"や、ファルセットを生かした"Blue Butterfly"等も秀逸です。
興味がある方は是非聴いてみて下さい(*'-')
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