ソウルⅡソウルはDJのジャジー・Bのユニットで、彼らのサウンドは「グラウンド・ビート」と呼ばれてましたね。
屋敷豪太がプログラミングに参加した"Keep on Movin'"とグラミー賞を獲得した"Back To Life(However Do You Want Me)"は世界中で大ヒット。
両曲を収録した'89年のアルバム「Club Classics Vol.One」もヒットし、全英チャート1位に輝いています。
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このアルバムの立役者は前述のジャジー・Bや屋敷氏の手腕もさることながら、やはりサウンドを上手く表現したヴォーカルのキャロン・ウィラーの貢献度が高かったですね。
そんな彼女がソウルⅡソウルを脱退したのは当時衝撃でしたが、翌年の'90年にリリースされたソロ・アルバム「UKブラック」は彼女の良さを発揮したアルバムだと思います。
U.K. Blak Caron Wheeler 曲名リスト 1. UK Blak 2. Livin' In The Light (The Remix) 3. Blue (Is The Colour Of Pain) 4. No Regrets 5. This Is Mine 6. Don't Quit 7. Enchanted 8. Never Lonely 9. Song For You 10. Somewhere 11. Proud 12. Kama Yo 13. Jamaica 14. Livin' In The Light (The Original Story) Amazonで詳しく見る by G-Tools |
プロデューサーにはジャングル・ブラザーズのアフリカ・ベイビー・バムが参加した本作は、グラウンド・ビートを踏襲しつつ、"Black"を"Blak"と表記している様にアフリカの土着的な匂いや、彼女の母国ジャマイカのサウンド等を上手くミックスした構成になっています。
ヒットした"Livin' In The Light"や"Never Lonely"の様なグラウンド・ビートは今聴いても心地よいですね~
グラウンド・ビートと言えば、昨年末”SOULⅡSOUL SOUND SYSTEM”としてジャジー・Bが来日しパフォーマンスした事もありますし再燃するのかもしれませんね。
キャロンは'93年の「Beach of the War Goddess (邦題:戦いの女神の海辺)」以降、アルバムはリリースしていませんが、ヴォーカリストとしては、ミシェル・ンデゲオチェロの'02年にリリースされた「Cookie:The Anthropological Mixtape」の"Trust"、"Better By The Pound"、"Criterion"に参加し健在ぶりをアピールしています。
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次は是非ソロ・アルバムをリリースしてもらいたいですね(*'-')
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