Inside / David Sanborn (’99)

白熱したオリンピックが続き少々睡眠不足です。
オリンピックもですが、ここ数日の猛暑も原因なんですけどね~(´・ω・`)

さて、今日はデヴィッド・サンボーンの67歳の誕生日(1945年7月30日)です。
COOLな第一印象と裏腹にファンキーなサウンドを聴かせてくれるサックス・プレイヤーのサンボーン。
彼の代表作と言えば、マーカス・ミラーがプロデュースした'84年の「ストレイト・トゥ・ザ・ハート」や'87年の「チェンジ・オブ・ハート」辺りかと思います。

マーカスとサンボーンのコンビは相性が良くて好きです(*'-')
二人の熱気が感じられる上記作も良いですが、個人的には'99年の「インサイド」もお気に入りの1枚です。

by カエレバ

曲名リスト
1. Corners (For Herbie)
2. Daydreaming - (with Cassandra Wilson and Eric Benet)
3. Trance
4. Brother Ray
5. Lisa
6. When I'm With You - (with Lalah Hathaway and Eric Benet)
7. Naked Moon
8. Cane
9. Ain't No Sunshine - (with Sting)
10. Miss You

'94年の「ヒアセイ」以来、久し振りにマーカス・ミラーがプロデューサーとして参加した作品で、ゲスト陣も豪華です。

アレサ・フランクリンの'72のヒット曲"Daydreaming"では、エリック・ベネイのコーラスにカサンドラ・ウィルソンのヴォーカルというR&Bとジャズ・ヴォーカリストの異色コラボ作を始め、"When I'm With You"ではベネイ+レイラ・ハサウェイ+マーカスのコーラス、ビル・ウィンザースの'71の曲"Ain't No Sunshine"をスティングが歌うというスゴイ組み合わせです。





参加ミュージシャンも豪華で、プロデューサーのマーカス・ミラーやサンボーンの右腕リッキー・ピーターソン他、マイケル・ブレッカー、ジーン・レイク等、各セクションの最高のミュージシャンを揃えています。

ゲストもさる事ながら楽曲も良いです。ハービー・ハンコックに捧げた"Corners (for Herbie)"、レイ・チャールズに捧げた曲でブルース調の"Brother Ray"、"Trance"はサンボーン流Hip Hopサウンドといって感じでバラエティに富んでます。





全体的なサウンドは、タイトルの「Inside」や渋いジャケットから内向的でダークな印象を受けますが、そんな中にも親密感のあるような感じがします。
本作で新たなサンボーンが楽しめる1枚と言えます。





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