'96年、弱冠13歳で発表した初のシングル"Blue"でグラミー賞ベスト・カントリー・ボーカルと最優秀新人賞を受賞、その他にもアメリカン・ミュージ・・ク・アワードやカントリー・ミュージック・アワード等でも数多く受賞し鮮烈なデビューを飾りました。
デビュー作が強烈だと2ndアルバムへの期待とプレッシャーが半端ないと思うのですが、翌年の'97年にリリースされた「ユー・ライト・アップ・マイ・ライフ」は前作を上回る出来でした。
Leann Rimes
Curb Records 1997-09-09
売り上げランキング : 20120
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曲名リスト
1. You Light Up My Life
2. The Rose
3. Bridge Over Troubled Water
4. I Believe
5. Ten Thousand Angels Cried
6. Clinging To A Saving Hand
7. On the Side of Angels
8. I Know Who Holds Tomorrow
9. God Bless America
10. How Do I Live [Extended Mix]
11. Amazing Grace
12. National Anthem
プロデューサーには前作同様、父のウィルバー・ライムスとチャック・ハワードに加え、"You Light Up My Life"と"How Do I Live"にMGMの社長になったマイク・カーブが参加しています。
楽曲は今回もカントリーやフォークの名曲が中心で、デビー・ブーンが歌った名曲"You Light Up My Life"を筆頭に、ベッド・ミドラーが歌った"The Rose"、サイモン&ガーファンクルの"Bridge Over Troubled Water (邦題:明日にかける橋)"等、耳馴染みの曲が揃っています。
中でもダイアン・ウォーレンが書いた"How Do I Live"は本作を代表する1曲で、ビルボードで69週ランク・インする大ヒット・ナンバーです。
彼女の歌声はデビュー当時のオリビア・ニュートンジョンの様に清らかな歌声と素直な歌唱法が魅力的です。
'00年の映画『コヨーテ・アグリー』でテーマ曲"Can't Fight the Moonlight"の他、主人公ヴァイオレットの歌を全部吹替える事で、音楽の路線をポップス志向にシフト。
'02年の「I Need You」ではブリトニーの様な変貌を遂げます。
前述のオリビアや最近だとテイラー・スウィフト等、カントリー出身のアーティストがポップ寄りになるのはしかたのない事なんでしょうかね・・・
まぁ市場を考えればしかたのない事なんでしょうけど、がっつりポップ寄りになるよりはカントリーのテイストを少し残してくれた方が味があって良いと思うんですけどね(*'-')
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