Things Left Unsaid / Eric Leeds ('93)

現地のミネアポリスはギリギリ今日ですが、19日はエリック・リーズの誕生日(1952年1月19)です。

エリックのアルバムは去年も書いたので読み返したら、去年も1年遅れで書いてました!w

彼のアルバムはソロ・デビュー作の「Times Squared」('91)と3rdの「Now & Again」('00)を紹介していたので、今回は'93年にリリースされた2ndの「シングス・レフト・アンセッド」をご紹介しておきます('-')

by カエレバ

曲名リスト
1. Isla Mujeres
2. Two Sisters
3. Things Left Unsaid
4. Aguadilla
5. Woman In Chains
6. Times Gift
7. Yaounde
8. Soldier's Things
9. Commuting


前作から2年振りにリリースされた本作。
プロデューサーにはエリック本人に加え、アメリカのジャズ・ピアニスト、ギル・ゴールドスタインが参加。
ミュージシャンにはプリンスのアルバムに参加しているリッキー・ピーターソンが参加していますが、ベーシストのアルフォンソ・ジョンソンや元アトランティック・スターのシャロン・ブライアント等、前作よりもプリンスと距離を置いた作品になっています。

控えめなコンガのイントロに乗せてスパニッシュ・テイストに溢れた穏やかなサウンドが心地良い"Isla Mujeres"、アルフォンソ・ジョンソンの作曲によるジャズ・ファンクの"Two Sisters"、一転してしっとりと哀愁ある雰囲気を醸し出すタイトル・トラックの"Things Left Unsaid"、本作で唯一プリンスが作曲に関わった"Aguadilla"は後の"Xpectation"を連想させる作風です。



異色なのはティアーズ・フォー・フィアーズの"Woman in Chains"とトム・ウエイツの"Soldier's Things"のカヴァー。



どちらもアルバムのバランスの中では問題ないのですが、"Woman in Chains"はオリジナルが耳馴染み過ぎてチョット抵抗がありました。

エリックはプレイヤーとしてモチロン素晴らしいですが、この作品で改めてアレンジャーとしての才能が光るアーティストだと実感出来ると思います。

ここの所、fDELUXEでの活動で忙しいのでしょうけど出来ればソロ作をまた出して欲しいものです(*'-')





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