ザ・タイム ワーナーミュージック・ジャパン
2015-08-19
売り上げランキング : 9969
|
曲リスト
1.Ice Cream Castles
2.My Drawers
3.Chili Sauce
4.Jungle Love
5.If The Kid Can't Make You Come
6.The Bird
本作は'84年に公開されたプリンスの映画『Purple Rain』でライバル・バンドとして登場したザ・タイムの劇中歌を収録した3rdアルバムです。
'81年に結成されたザ・タイムの初期メンバーは↓の6人。
Morris Day (Lead Vocals)
Terry Lewis (Bass)
Jimmy Jam (Keybords)
Monte Moir (Keybords)
Jellybean Johnson (Drums and Percussion)
Jesse Johnson (Guitar)
2枚のアルバムをリリースし順調に活動していたのですが、'82年のライブにジミー・ジャム&テリー・ルイスが遅刻した事がプリンスの逆鱗に触れ解雇。
翌'83年にはキーボードのモンテ・モアも脱退した為、後にザ・ファミリーのメンバーになるポール・ピーターソンとジェローム・ベントン、そしてマーク・カナディナス、ジェリー・ハバートが新たにメンバーとして補充され制作されました。
Morris Day (Lead Vocals)
Jesse Johnson (Guitar)
Jellybean Johnson (Drums)
Jerome Benton (Percussion)
Paul Peterson (Keybords)
Jerry Hubbard (Bass)
Mark Cardenas (Keybords)
楽曲は全曲プリンスが制作、"Ice Cream Castles"はモーリスと共作、"Jungle Love"と"The Bird"はジェシーとモーリスの3人の共作です。
過去2作はプリンスの作品でも聴かれたソリッド感のあるファンク・アルバムでしたが、今作は映画を意識してかキャッチーなサウンドが目立ちます。
特に"Jungle Love"や"The Bird"はモーリス&ジェロームのキャッチーなパフォーマンスとサウンドが見事に合った名曲で、彼らを代表する楽曲です。
冒頭に書いたブルーノ・マーズが歌った"Uptown Funk"のサウンドやコーラスの感じは"Jungle Love"を意識してるとしか言えないですね(*'-')
この2曲以外にもオルゴールの音色と共に夢の世界に入り込んだ様なキャッチーなタイトル・トラックの"Ice Cream Castle"はPVも楽しいです(*'-')
ジャム&ルイスとモンテの居ないザ・タイムは魅力が下がってしまいますが、それを補うべく加入したジェロームとモーリスの関係はザ・タイムの個性を一つ上げたと思います!
未だプリンスの「Purple Rain」の30周年記念盤の話が実現しませんが、どうせなら同じ'84年にリリースされたザ・タイムのアルバムもリリースして欲しいですね!
↓は'82年1月30日にCapitol Theatreで行われたザ・タイムとプリンスのライブです。
白黒なのがちょっと残念ですが、当時の熱気が伝わる貴重な動画ですね!
0 件のコメント :
コメントを投稿