”キング・オブ・ブルース”と言われ、グラミー賞を15回も受賞、'87年にはロックの殿堂を果たしました。
56年の「Singin' the Blues」からライブ盤を含め50枚以上のアルバムをリリース。
自身のアルバム以外にもU2と共演した"When Love Comes To Town"等、数多くとの客演も果たしてますが、私が一番好きなのはエリック・クラプトンとの競演アルバム「ライディング・ウィズ・ザ・キング」です(*'-')
B.B.King & Eric Clapton
Reprise / Wea 2000-06-09
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曲リスト
01.Riding With The King
02.Ten Long Years
03.Key To The Highway
04.Marry You
05.Three O'Clock Blues
06.Help The Poor
07.I Wanna Be
08.Worried Life Blues
09.Days Of Old
10.When My Heart Beats Like A Hammer
11.Hold On I'm Coming
12.Come Rain Or Come Shine
'00年4月に「Makin' Love Is Good for You」をリリースしたばっかりのB.B.キングが2ヶ月も間を置かずにエリック・クラプトンとのジョイント・アルバムをリリースした時はビックリしました(;゜д゜)
プロデューサーにはクラプトンとクライミー・フィッシャーのサイモン・クライミーが担当。
ゲスト・ミュージシャンには、スティーヴ・ガット(Drums)、ネイザン・イースト(Base)、ジョー・サンプル(Key)、アンディ・フェアウェザー・ロウ(Guitor)と大物ミュージシャンが集結!
またバック・ヴォーカルには、プリンスのザ・レヴォリューションに在籍していたウェンディと元ザ・ファミリーのスザンナのメルヴォワン姉妹が参加しています('-')
シングル・カットされた"Riding With The King"はジョン・ハイアットの'83年のヒット曲で、ジャケットにある様なドライブに合う様な爽快さが漂う1曲です。
全12曲中"Three O'Clock Bluse"や"Help The Poor"等5曲をキングの曲を選曲する辺り、クラプトンがどれだけキングの事を思ってるかが伺えます('-')
その他のカヴァーでは、サム&デイヴの"Hold On I'm Coming"や"Come Rain Or Come Shine"等も収録されています。
オリジナルでは、ドイル・ブラムホールIIとチャーリー・セクストンの共作の痛快なナンバーの"I Wanna Be"や、前述のドイルとスザンヌが共作したワウワウなギター・サウンドがCOOLな"Marry You"等も違和感なく溶け込んでいます。
全編を通して2人がリラックスした環境で制作した印象が伝わるアルバムで、聴いてて気持ちが良いアルバムです。
”ブルース・アルバムは良く判らない”って人にもオススメの1枚だと思いますし、クラプトン経由でB.B.キングを聴いたって方も多いかもしれないですね(*'-')
ちなみに冒頭で書いた「Makin' Love Is Good For You」もナカナカの1枚です。
Bb King
Super-Bird 2011-01-24
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前作同様セルフ・プロデュース作の本作は、エレクトリック・ブルースの痛快さを全面に出したファンキーなナンバー"I Got To Leave Woman"の他、ムードたっぷりのバラード・ナンバーの"Since I Feel For You"やゴスペル風なサウンドとブルースを融合させた"Peace Of Mind"等、聴き応えアリです(*'-')
ご冥福をお祈りします。
【追記】
クラプトンが自身のfacebookで追悼コメントを出しました。
BB King a dear friend and inspiration to me....
Posted by Eric Clapton on 2015年5月15日
B.B.KINGさん 亡くなったんですね。 クラプトンとのジョイントかっこいいですね。残念ですね。
返信削除この前ベン・E・キングが亡くなったばっかりだっただけに辛いですね・・・
削除このアルバムはほんとカッコイいですよ!(^-^)