マイケル・ジャクソンに関するドキュメンタリー映画『Square One』鑑賞

こっちのブログ1年以上も放置してましたが紹介したい映画があったので久し振りに投稿です。 
 その映画はマイケル・ジャクソンを題材にしたドキュメンタリー映画『Square One』

Square One

 

2019年に公開

マイケル・ジャクソンに関するドキュメンタリー映画と言えば、マイケルに性的虐待を受けたと主張するウェイド・ロブソンとジェイムズ・セーフチャック、そしてその家族に焦点が当てられた『ネバーランドにさよならを』(原題:Leaving Neverland)が2019年にNetflixで配信され話題になりました。


この映画が公開された事でマイケルに対する風当たりが強くなりました。
当然マイケルの無実を信じるファンは様々な方法で反論していく中で制作されたのが『Square One』で、2019年9月にチャイニーズ・シアターで初公開、翌年5月にはAmazon Prime VideoやYouTubeなどで配信されました。

日本のファンによる字幕化計画が始動

このドキュメンタリー映画が話題になったのは知っていたのですが字幕が無いので観ていませんでしたが、マイケルのファンのTEMPAさんが10月に『Square One』の日本語化を実現する為にクラウド・ファンディングを立ち上げた事を知り早速支援、1ヶ月も経たないうちに目標を大幅にクリアしました。

マイケル・ジャクソンの映画「Square One」の日本語字幕を制作したい

SQUARE ONE 本編映像


日本語字幕を見るには

右下の⚙マークをクリックし、字幕を日本語に設定します。



映画の内容について

上記のTEMPAさんが書いたサイトに書いてありますが、Danny Wu監督は元々マイケルが有罪であると信じ『ネバーランドにさよならを』も信用できると感じていた人物。
擁護派の意見もマイケルの音楽が好きだから守っているだけと思っていたそうですが、色々調べていくうちに考えが変わりドキュメンタリーを制作したそうです。

内容は『ネバーランドにさよならを』でも語られる1993年8月に起こされたジョーダン・チャンドラーに性的虐待の訴訟についてで、この訴えの矛盾を整理していく事で自ずと瓦解していくというもの。

1993年、日本でもこのニュースが大きく報じられスーパースターだった彼の人気が崩れ落ちていく様を目の当たりにしました。(当時私はアラサー)
マイケルによる反論声明も放送されたけどゴシップの方が圧倒的に多く「一度着せられた汚名を払拭するには時間がかかるだろうな...」と思いましたが、ギャヴィン・アルヴィーゾへの性的虐待疑惑の件で2005年の裁判で無実を勝ち取っても未だにこの様な話題が出てしまうのは不憫でなりません。

個人的には「周りがどう思おうと自分が信じてれば良いじゃない」という気持ちもありますが、自分が好きなアーティストが謂れなき罪で避難されるのは納得出来ません。

プリンスもマイケルの置かれた状況を心配してかばう発言をしていて、その映像はtouchyさんが編集した『マイケル・ジャクソンとプリンス (Michael Jackson and Prince) :二人のレジェンドを総括』10分44秒辺りで述べられてます。
(素晴らしい内容なので是非最初から観てください!)



『Square One』を観ても否定派の方の気持ちは変わらない人もいるかもしれないけど、1人でも多くの人に「もしかして自分の考えは間違っていたかも?」というキッカケになる事を願うばかりです。

合わせて読んでもらいたいもの

マイケルに関しての雑誌・記事も貼っておきます。

マイケル・ジャクソン裁判

反マイケルの偏向報道をしてきたジャーナリスト、アフロダイテ・ジョーンズが徹底取材を重ねて書いた裁判の実態と、歪曲されたメディア報道について書かれています。日本語訳を押野素子が書いてらっしゃいます。


yomodaliteさんのブログ

3回シリーズの記事ですが、頑なに和解を拒否していたマイケルがなぜ和解に踏み切ってしまったのか、パート3には警察によるレイプと言っても過言でない全裸写真を撮られた際の事が詳細に書かれています。



スリラー40周年記念エクスパンデッド・エディション

今年は『Thriller』の40周年記念イヤーでエクスパンデッド・エディションもリリースされた事ですし、こっちで盛り上がりたいです😀


THRILLED BY THE KING

TEMPAさんと言えば、2019年にマイケルの日本人関係者を取材した映像作品『THRILLED BY THE KING』を制作。こちらも貴重な話が多いので是非!




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