彼の代表作と言えば、やはり'84年の4thアルバム「レックレス」ですかね。
ブライアン・アダムス
ユニバーサル ミュージック 2014-12-10
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ブルース・スプリングスティーンの『ボーン・イン・ザ・U.S.A.』に次いで年間第2位の世界的ヒット作ですね。
「レックレス」も良いけど、個人的には’96年の「18 TIL I DIE」が好きです。
ブライアン・アダムス
ポリドール 1997-02-26
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曲名リスト
1. 君しか見えない
2. ドゥ・トゥ・ユー
3. レッツ・メイク・ア・ナイト・トゥ・リメンバー
4. 18ティル・アイ・ダイ
5. スター
6. アイ・ウォナ・ビー・ユア・アンダーウエア
7. アイ・シンク・アバウト・ユー
8. アイル・オールウェイズ・ビー・ライト・ゼア
9. イット・エイント・ア・パーティ
10. ブラック・パール
11. リアリー・ラヴド・ア・ウーマン
12. アイ・ファイナリー・ファウンド・サムワン
13. ウイアー・ゴナ・ウィン
14. ヘイ・エルヴィス
'91年、「ウェイキング・アップ・ザ・ネイバーズ」に収録された"(Everything I Do) I Do It For You"が映画『ロビン・フッド』のテーマ曲として使用され全英で16週連続No.1を記録しギネス記録に認定。
続く'93年には映画『三銃士』に合わせてロッド・スチュワートとスティングの3人による"All For Love"が大ヒットと立て続けに世界的なヒットを飛ばしました。
途中にベスト盤をリリースしたものの、オリジナルとしては前作から5年振りにリリースされた本作は、プロデューサーにはAC/DCやデフ・レパード、マイケル・ボルトン、フォリナー等幅広いサウンドを演出するロバート・ジョン“MUTT”ランジとの共同作で、”死ぬまで18歳”というロックに熱中した頃への”原点回帰”的なアルバムになっています。
解放感のあるロック・ナンバーの"The Only Thing That Looks Good On Me Is You"からスタート。途中であるハーモニカとの掛け合いもカッコイイ"Do To You"、そして本作のアルバムのタイトル・トラックでブライアンの本意を歌った"18 Til I Die"、波に乗ってる彼の会心作が続きます。
上記以外でも、彼らしい独特の雰囲気を醸し出すバラードの"Star"や"I Think About You"、ミディアム・ファンク調の"(I Wanna Be) Your Underwear"、ランジらしいグイグイ引っ張られる感覚が気持ちいい"Black Pearl"と良作揃いです。
そして、ラストには映画『ドンファン』のテーマ曲らしいスパニッシュ・ギターの音色が心地よい"Have You Ever Really Loved A Woman"で幕を閉じます。
ちなみに日本盤には"Hey Elvis"がボーナス・トラックで収録でコレも良いです。
加えて↑で紹介した「18 TIL I DIE+1」には"I Finally Found Someone"がさらに追加されています。
冒頭の「レックレス」が最初の分岐点だとすると本作が2つ目の大きな分岐点と言えるのではないでしょうか。
残念な事に、本国のカナダやヨーロッパ圏では安定していますが全米ではヒットに恵まれません。再び彼がワールドワイドに脚光を浴びる日を期待したいと思います(*'-')
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