'99年にデビューし、その年の第42回グラミー賞では見事新人賞に輝いたアギレラ。
'01年の映画『ムーラン・ルージュ』でC・アギレラ、L・キム、マイアと一緒に歌った主題歌"Lady Marmalade"が全米No.1になったり、昨年は初の主演映画『バーレスク』がゴールデン・グローブ賞3部門にノミネートする等、好調ですねー
そんな彼女のアルバムで紹介するのは'99年にリリースされた「ミ・リフレホ~マイ・リフレクション」です。
ミ・リフレホ~マイ・リフレクション ガイ・ロッシェ クリスティーナ・アギレラ 曲名リスト 1. ヘニオ・アトラパード(ジニー・イン・ア・ボトル) 2. ファルサス・エスペランサス 3. 最後のキス~エル・ベソ・デル・フィナル 4. ペロ・メ・アクエルド・デ・ティ 5. ヴェン・コンミーゴ(カム・オン・オーヴァー) 6. 出会わなければ~シ・ノ・テ・ウビエラ・コノシード 7. 遠く離れて~コンティゴ・エン・ラ・ディスタンシア 8. いつも二人で~クアンド・ノ・エス・コンティゴ 9. ポル・シンプレ・トゥ(アイ・ターン・トゥ・ユー) 10. ウナ・ムヘール(ホワット・ア・ガール・ウォンツ) 11. ミ・リフレホ(リフレクション) 12. (エンハンスド)「ヘニオ・アトラパード(ジニー・イン・ア・ボトル)」「ポル・シンプレ・トゥ(アイ・ターン・トゥ・ユー)」ビデオ・クリップ Amazonで詳しく見る by G-Tools |
本作はデビュー・アルバムに収録されていた楽曲を含めたスペイン語バージョンのアルバムです。
エクアドル人の父とアイルランド人の母から生まれた彼女はスペイン語で暮らしていたので、デビュー盤直後にシングル・カットされた"Genie In A Bottle "のスペイン語バージョンからも判る通り、母国語でのアルバムこそが彼女の真価を発揮するという主旨で制作されたアルバムだと考えられます。
本作にはデビュー・アルバムに収録された5曲のスペイン語バージョン+6曲のオリジナルで構成され、制作陣は前作にも参加したダイアン・ウォーレンやロン・フェアーの他、フィレオ・イグレシアスやポール・アンカ等を手掛けたルディ・ペレスや、故グローバー・ワシントン,Jr.のプロデュースを手掛けたセルジオ・ジョージらが務めるという豪華な布陣です。
既に大ヒットした"Genie In A Bottle"、"What A Girl Wants"、"I Turn To You"、"Come On Over"そして映画『ムーラン』で使用された"Reflection"のスパニッシュ・バージョンは英語バージョンとはまた違った趣があります。
こちらは英語バージョン
こちらはスパニッシュ・バージョン
新曲では、サルサの熱いビートに乗って気持ちよく歌う"Falsas Esperanzas"を始め、歌唱力を存分に披露したバラード・ナンバーの"El Beso Del Final"、情感溢れるしっとりとしたナンバーの"Pero Me Acuerso De Ti"等は、ラテン・シンガーだけで十分実績が作れる程の出来だと思います。
悔やまれるのは、リッキー・マーティンとのデュエット・ナンバー"Nobody Wants To Be Lonely"がボーナス・トラックで収録されてない事ですね。
英語でしか聴いた事のない方には新たな魅力が感じられる本作もお勧めです(*'-')
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