個人的に思い出深いのは'82年にナラダがプロデュース、ドラムで参加した高中正義の名盤「SAUDADE」です。
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ナラダ以外にもT.M.スティーブンスやパーカッションに若き日のシーラ・E(シーラはジャケット左上にも登場)している豪華なアルバムで、当時行われた横浜スタジアムのライブでは豪華な共演が見れた事でも有名です。
元々はセッション・ドラマーとして活躍し、ソロ作でもそれなりにヒットしていましたが、やはり脚光を浴びたのは80年代に入ってアレサやホイットニー、マライア等のプロデュース業で成功してからではないでしょうか。
特に'87年の「ホイットニー」ではグラミーの最優秀プロデューサー賞を獲得し、名実共にスーパー・プロデューサーの仲間入りを果たしたと思います。
そして、当時JTスーパー・プロデューサーズという企画で'95年に来日する為に企画されたのが「この愛がとどくように」です。
この愛がとどくように ナラダ・マイケル・ウォルデン モナ・リサ シャニース テビン・キャンベル 曲名リスト 1. この愛がとどくように(フィーチャリング:シャニース,テヴィン・キャンベル&モナ・リサ) 2. おしえて 3. ソウル・ディザイア 4. 俺達が一番幸福だった頃 5. マイ・ディザイア・イズ・ユー 6. レイ・バック 7. パーティ・ハウス 8. フラワー・チャイルド 9. フラワー・チルドレンズ・パレード(インストゥルメンタル) 10. ハンド・イン・ハンド 11. スティル・ストロング 12. 天使と月と星(インストゥルメンタル) 13. 祈り(同) 14. フラワー・チルドレンズ・パレード~スライト・リターン(同) Amazonで詳しく見る by G-Tools |
来日公演用に作られたタイトル曲"Sending Love To Everyone"は、シャニース、テヴィン・キャンベル、そして当時新人だったモナ・リサをゲストに迎えたメロウなラヴ・ソングです。
この他"Best Years Of Our Lives"ではプリンスのペイズリー・パーク・レーベルから出たタジャ・シヴィルが参加、"My Desire Is You"には元シャラマーのハワード・ヒューイット、"Still Strong"にはリサ・フィッシャー等、豪華なゲストがさり気なく参加しています。
ジャケットからも判る様に”ラヴ&ピース”をコンセプトにした作品集で前半はメロウな曲が中心に構成、ジミー・ヘンドリックスの"Flower Child"を使った"Flower Child"辺りからはサイケデリックなサウンドも聴かせてくれます。
全盛期に比べるとやや停滞気味ですが、ナラダのオフィシャル・サイトでは新作「THUNDER」がリリースされています。
現時点ではamazonやHMV等では発売されていないですが暫くすればリリースされるかもしれませんね。
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