Justified / Justin Timberlake ('02)

今日はイン・シンクのリード・ボーカルで俳優としても活躍しているジャスティン・ティンバーレイクの31歳の誕生日(1981年1月31日)です。

ジャスティンと言えば、やはり'04年スーパー・ボウルでのジャネットとのパフォーマンスが忘れられません。



ポロリ事件でジャネットと一緒に怒られましたが、結果的には話題作りになり彼にとってはプラスに働いたのではないかな?と思います。

今日はジャスティンの最初の飛躍になった1stソロ・アルバムの「ジャスティファイ」を紹介します。



曲名リスト

1. セニョリータ
2. ライク・アイ・ラヴ・ユー
3. (オー・ノー)ワット・ユー・ガット
4. テイク・イット・フロム・ヒア
5. クライ・ミー・ア・リヴァー
6. ロック・ユア・ボディ
7. ナッシン・エルス
8. ラスト・ナイト
9. スティル・オン・マイ・ブレイン
10. (アンド・シー・セッド)テイク・ミー・ナウ
11. ライト・フォー・ミー
12. レッツ・テイク・ア・ライド
13. ネヴァー・アゲイン
14. ウォーシー・オヴ

これがリリースされる前年、イン・シンクとしてのアルバム「Celebrity」でも自らプロデュースやソング・ライトに積極的に参加しアーティストとして成長を遂げた彼は、本ソロ作でもその才能を発揮、さらにティンバランドやネプチューンズといった旬のプロデューサーを引き込み、イン・シンクでは見せない新たな面を見せています。

ネプチューンズのプロデュースでは、P・ウィリアムズのMCから始まるラテン・フレーヴァーを感じるミディアム・スローなサウンドとファルセットを交えた大人っぽいヴォーカルを披露する"Senorita"を筆頭に、スパニッシュ・ギターを使ったループと中盤からのスネアを効かした印象的なサウンドとジャスティンのキャッチーなヴォーカル、そしてクリスプのラップが融合したインパクトのある先行シングル"Like I Love You"、ジャスティンのメロウな側面を引き出したミディアム・スロー系の"Take It From Here"、70年代を思わせるディスコ・サウンドをベースにした様なレトロさが面白い"Rock You Body"、ファルセット・ヴォイスをメインに配置した"Last Night"等、どの曲もバラエティに富んだ作品が収録されています。





一方ティンバランドのプロデュースでは、この頃お気に入りだったエスニックな変則ビートを使った"(Oh No)What You Got"を始め、ストリングスを取り入れた重めの"Cry me A River"、重低音を効かせた"(And She Said)Take Me Now"、余分な音を極力減らしたソリッド感のある"Right For Me"も異色です。



両プロデューサー以外ではアンダードッグがプロデュースしたスローバラードの"Still On My Brain"やブライアン・マックナイトと共作した"Never Again"もナカナカお勧めです。

本作では前述の"Like I Love You"他4曲のシングルがどれもヒットし、翌年のグラミー賞ではBest Pop Vocal Albumを含む2部門を受賞し、ソロとしてのキャリアを確実なものにしました。

マドンナやブラック・アイド・ピースとコラボしたり、映画『ソーシャル・ネットワーク』で役者としても高い評価を受けているジャスティンに今後も注目したいと思います(*'-')





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