A Rose Is Still A Rose / Aretha Franklin ('98)

今日はアレサ・フランクリンの70歳の誕生日(1942年3月25日)です。

'03年の「So Damn Happy」でアリスタと契約が切れ引退説が流れましたが、延期続きだった自主レーベルからの「Woman Falling Out of Love」がリリースされ健在振りを発揮しました。
同アルバムには'09年にオバマ大統領の就任式式典で披露した"My Country, 'Tis of Thee"が収録されています。




Woman Falling Out of LoveWoman Falling Out of Love
Aretha Franklin

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グラミー賞受賞20回、「ローリング・ストーン誌が選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」で第1位の栄冠に輝いた”クイーン・オブ・ソウル”のアレサ。

名盤があり過ぎなので、過去の作品ではなく近年のアルバムを紹介します。

ア・ローズ・イズ・スティル・ア・ローズア・ローズ・イズ・スティル・ア・ローズ
アレサ・フランクリン

曲名リスト
1. ア・ローズ・イズ・スティル・ア・ローズ
2. ネヴァー・リーヴ・ユー・アゲイン
3. イン・ケイス・ユー・フォゴット
4. ヒア・ウィ・ゴー・アゲイン
5. エヴリ・リル・ビット・ハーツ
6. イン・ザ・モーニング
7. アイル・ディップ
8. ハウ・メニー・タイムズ
9. ウォッチ・マイ・バック
10. ラヴ・パング
11. ザ・ウーマン
12. ア・ローズ・イズ・スティル・ア・ローズ(リズム・ミックス)

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ローリン・ヒル、ナラダ・マイケル・ウォルデン、ダラス・オースティン、ショーン・パフィ・コムズ、ジャーメイン・デュプリ、ダリル・シモンズ、マイケル・J・パウエル・・・これでもかっ!という位錚々たるプロデューサーが参加したアレサの'98年のアルバムです。
当代きってのプロデューサーですが、アレサの前ではプロデュース"してあげる"ではなく"させて頂き光栄です"といった感じなのかな?と思わず想像していまいます。

普通、これだけ多彩なプロデューサーを迎えると、曲の個性がぶつかり合いバラバラな構成のアルバムになりがちですが、各プロデュース作品を充分消化しアレサ流に歌いこなす事で統一感が取れるあたり"流石アレサ!"と言ってしまいたくなります。

アルバムのタイトル曲でもあるローリン・プロデュースの"A Rose Is Still A Rose"にはローリン本人もデュエットし、息のピッタリなヴォカール・ワークで女性へのメッセージ・ソングを歌っています。



他にもJ・デュプリらしいノリの良いサウンドと圧倒的なボーカルが融合した"Here We Go Again"、伸びのある圧倒的なヴォーカルが堪能できるN・M・ウォルデンの"Watch My Back"、"Love Pang"ではゴージャスな歌声等、どの曲も趣きがあって良い1枚です。



近年のR&Bを牽引するプロデューサーとのタッグを組んだ事で、若い人にもアレサの魅力を知って頂くには丁度良い1枚ではないかと思います。

興味のある方は聴いてみて下さい(*'-')



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