リック・ジェームスのアルバムは2月の誕生日の時に書いたので、今日は彼のプロデューサーとして参加したアルバムを紹介しておきます。
まずは何と言ってもリック・ジェームスと蜜月だったレディ・Tことティナ・マリーですね。
リックの「Street Songs」('81)に収録されたデュエット・ナンバー"Fire & Desire"の絡みは名曲ですね。
Teena Marie
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ティナの作品に一番関与したのは'79年のティナのデビュー作「Wild and Peaceful」ですね。
オリジナルの曲も良いですがテンプテーションズのカヴァー曲"Don't Look Back"秀逸です。
デビュー作こそリック主導ですが、元々才能のあった彼女は徐々に主導権を奪い3rdアルバム「Irons in the Fire」ではセルフ・プロデュースをする事になります。
その後、ティナは'83年にエピックに移籍。
'84年にリリースされた「Starchild」に収録された"Lovegirl"がヒットし脚光を浴びました。
ティーナ・マリー
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また'88年の「Naked to the World」では"Ooo La La La"がヒット。
リックとのデュエット・ナンバー"Call Me (I Got Yo Number)"と"The Once and Future Dream"も当時話題になりました。
ティーナ・マリー
SMJ 2011-04-13
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メアリーJなど多くのフォロワーがいましたが2010年12月26日、54歳の若さでこの世を去りました。
余談ですが、'80年の「Irons in the Fire」でバック・コーラスを務めてるのは若きジル・ジョーンズです。
この後、プリンスに見初められ映画『パープル・レイン』やペイズリーパークから「Jill Jones」等をリリースします。
ティナと同じくリック・プロデュースで話題になったのはメリー・ジェーン・ガールズですね。
リックのバックをサポートしていた彼女達は'83年に「Mary Jane Girls」でデビュー。
Mary Jane Girls
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デビュー・シングルの"All Night Long"がヒットし、2年後の'85年に2ndアルバムの「オール・フォー・ユー」をリリース。
Mary Jane Girls
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こちらからは"In My House"がヒットするも'87年に解散してしまいます。
メアリー・ジェーンの楽曲は多くのアーティストに好まれ、"All Night Long"はブラック・アイド・ピースの"Audio Delite at Low Fidelity"やL.L.クール・Jの"Around the Way Girl"、メアリー・Jの"Mary Jane (All Night Long)"、ジェイZの"Only A Customer"等、多くの楽曲でサンプリングされています。
彼女達2人が特に代表格として取り上げられますが、他にも先日紹介したエディ・マーフィーの「How Could It Be」('85)に収録された"Party All The Time"やマライア・キャリーの「Glitter」('01)に収録された"All My Life"等の佳作もあります。
こうして聴き返してみると、リックの良さを再認識できますね~
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