デビュー作「Harbinger」は所属レコード会社の関係でリリースが遅れたりと決して好調とは言えないスタートでしたが、その後ピーター・ガブリエルの「シークレット・ワールド・ツアー」のメンバーとして参加したお陰でキャリアに拍が付いたんじゃないでしょうか。
そんな彼女の代表作となると2ndの「This Fire」になるかと思います。
私自身、彼女を知ったのはこのアルバムからでした。
Pula Cole
EMIミュージック・ジャパン 1998-11-11
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曲リスト
01.Tiger
02.Where Have All The Cowboys Gone
03.Throwing Stones
04.Carmen
05.Mississipi
06.Nietzsche's Eyes
07.Road To Dead
08.Me
09.Feelin' Love
10.Hush, Hush, Hush
11.I Don't Want To Wait
前述のピーター・ガブリエルのツアーでデイヴィッド・バーンやサラ・マクラクラン等からも評価された彼女。
バークリー音楽大学卒という事で基本がしっかりしている上で多くの独特の世界観をもったアーティストとの仕事で更に磨きがかかってます。
無駄をそぎ落としたサウンドとポーラのエモーショナルなヴォーカルが魅力的な"Where Have All The Cowboys Gone"、そして彼女の知名度を一気に上げたニコラス・ケイジ主演映画『シティ・オブ・エンジェル』のCMで起用された"I Don't Want To Wait"(劇中では"Feelin' Love"を使用)、また"Hush, Hush, Hush"ではピーター・ガブリエルがゲスト参加しています。
ちなみに"I Don't Want To Wait"は『シティ・オブ・エンジェル』もですが米TVドラマ『ドーソンズ・クリーク』で使用されていたので海外ドラマ・ファンの方は耳馴染みなのではないでしょうか(*'-')
本作は翌'97年のグラミーで女性初のプロデュース部門を含む7部門でノミネート。
結果は最優秀新人賞のみですが、これで知名度は一気に上昇したのではないでしょうか。
'07年からデッカ・レコードに移籍後も定期的にリリースしていて、'10年にリリースした「Ithaca」も良い感じです。
Paula Cole Decca U.S. 2010-09-21
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興味がある方は聴いてみて下さい。
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