調べて判ったけど亡くなってたんですね・・・
ミリ・ヴァニリは、30代以降で洋楽好きな人達で彼らを知らない人はいないんじゃない?って位の騒動起こした事で有名なユニットです。
Girl You Know It's True Milli Vanilli 曲名リスト Girl You Know It's True Baby Don't Forget My Number More Than You'll Ever Know Blame It on the Rain Take It as It Comes It's Your Thing Dreams to Remember All or Nothing I'm Gonna Miss You Girl You Know It's True Amazonで詳しく見る by G-Tools |
ロブ(ジャケット左)とファブ(ジャケット右)の2人はプロデューサーのフランク・フェーリアンに見出されミリ・ヴァニリという”ユニット”でデビュー。
'88年にデビュー作「All or Nothing」が本国のドイツを中心にヨーロッパでヒット。
この成功を受けアリスタと契約したミリ・ヴァニリは一部収録曲を変更した「Girl You Know It's True」を米国でリリース。
タイトルトラックの"Girl You Know It's True"が全米2位を取ると、続く"Baby Don't Forget My Number"、"Blame It On the Rain"が次々とヒットし、翌90年のグラミー賞で最優秀新人賞の栄冠に輝きます。
問題はここからで、調子に乗った2人はプロデューサーのフランクの言う事を聞かなくなり始め対立してしまいます。
怒ったフランクは”ロブとファブは口パクで実際に歌ってない”と暴露!
冒頭から”デュオ”ではなく”ユニット”と書いたのは、ミリ・ヴァニリはロブ&ファブが”パフォーマンス担当”、チャールズ・ショウ他数名のメンバーが”歌を担当”という変則的なユニットだったのです。
ロック・バンドでもヴォーカルやギターと担当があるから、パフォーマンス、ヴォーカルと明確にしておけば良かったのに、事実を隠し2人が歌ってるかの様な事をしていたのが最大の問題ですね。
結果、アルバムは廃盤、グラミー賞剥奪という前代未聞の事件になりました。
2人は謝罪会見を開き”自分達も本当は歌いたかった”と会見場で"Girl You Know It's True"でアカペラで歌ったものの、あまりのヘタさで会場が凍りついた事は今でも忘れられません。
歌自体は良かったので、その後シンガー担当の数名で”リアル・ミリ・ヴァニリ”でデビューするも、そこそこヒットするものの前作と比較すると失敗という形になります。
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アルバムは個人的には好きでしたが、やっぱりシンガー側に華がなかったと判断したプロデューサーの目は確かだったんですね・・・
一方ロブ&ファブは再起を狙って”ロブ&ファブ”というデュオでデビューするも汚名返上出来ず、ロブはドラッグに手を染め強盗事件まで起こします。
この辺までは私も知っていましたが、'98年に薬物過剰摂取で亡くなったらしいです。
人を騙す様な事をしなかったら違う結果になってたかと思うと本当に残念です。
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