『ビバリー・ヒルズ・コップ』シリーズや最近だと『シュレック』での吹替えや『ペントハウス』での活躍等、多少浮き沈みはあるものの長年俳優として成功しているエディですが、意外とアーティストしての活動もしていて、コメディ・アルバムとスタジオ作品をリリースしています。
歌手デビュー
彼独特のマシンガン・トークのコメディ・アルバムを2作リリース後、'85年に初の歌モノで勝負したのが「ハウ・クッド・イット・ビー」です。自身でソングライトの他、リック・ジェームスやスティーヴィー・ワンダーを迎えた本作からは、リック・ジェームスをゲストに迎えた"Party All The Time"が大ヒットしました。
これで”歌もいけるんじゃね?!”と思ったエディは'89年に2作目の歌モノ「ソー・ハッピー」をリリースします。
’89年に2ndアルバムリリース
本作ではプロデューサーにナラダ・マイケル・ウォルデン、ナイル・ロジャース、キャメオのラリー・ブラックモン、スティービーB等を手掛けたデヴィッド・アレン・ジョーンズがプロデュースを担当。
本作からはナラダが担当した"Put Your Mouth On Me"がヒットするものの、大物プロデューサーを起用した割に前作よりチャートが伸びなかったのに納得が行かなかった様です。
エディ版ウィ・アー・ザ・ワールド?
そこでレーベルを大手モータウンに移籍してリリースしたのが歌モノとしては3作目の「ラヴズ・オールライト」です。
曲名リスト
1. Yeah2. I Was A King
3. Love's Alright
4. Deadamoa
5. Cuteness
6. Whatzupwitu
7. Always In Love
8. Don't Give Up On Love
9. One
10. Flower Child
11. Good Day Sunshine
12. Hey Joe
プロデュースは前作で気に入ったデヴィッド・アレン・ジョーンズを中心に制作。
ゲストにベビーフェイス、ボン・ジョヴィ、ガース・ブルックス、アン・ヴォーグ、ジョニー・ギル、ヘヴィーD、アーロン・ホール、ハマー、マイケル&ジャネット・ジャクソン、エルトン・ジョン、ポール・マッカートニー、ルーサー・ヴァンドロス、パティ・ラベル、スティーヴィー・ワンダー・・・・まだまだ書ききれない程のアーティストが参加した”ウィ・アー・ザ・ワールド”的な"Yeah"はエディの知名度を最大限に使った1曲です。
この他、レゲエのシャバ・ランクスをゲストに迎えた1stシングルの"I Was A King"、プリンス・ファンを公言するエディらしい粘り気のあるスロー・ナンバーの"Love's Alright"やB.B.キングがギターで参加した"Desdamona"、マイケルの"Remember The Time"のPVに出たお返しとして参加したマイケルのアルバムに収録しても違和感のない力作"Whatzupwith"、ラリー・グラハムやアーニー・アイズレーが参加した"Hey Joe"等、俳優らしからぬ本気度を見せた作品に仕上がってます。
"Whatzupwitu"と言えば、開始10秒辺りにはプリンスの"Thieves In The Temple"の3:17辺りに使われてるシャウトがサンプリングされていて、ある意味”プリンスとマイケルが共演”した貴重なトラックです('-')
MVだとリミックスされてるんで4:00辺りです。
興味がある方は聴いてみて下さい(*'-')
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