バラードの名手で女性とのデュエットが得意な人は他にいないんじゃないでしょうか。
'83年にリリースしたロバータ・フラックとの「Born To Love (邦題:愛に生きて)」や「Live & More」('80)、ナタリー・コールとの「We're The Best Of Friends」('79)と、デュエット・アルバムどれもヒット。
加えてセリーヌ・ディオンとデュエットしたディズニー映画の『美女と野獣』のテーマ"Beauty and the Beast"、レジーナ・ベルとデュエットしたディズニー映画の『アラジン』のテーマ"A Whole New World"の大ヒットが更にデュエット・シンガーとして定着させた気がします。
両曲を収録した「Through The Fire」('94)も彼を代表する作品の1つですね。
デュエットに目が行きがちですが、上記のアルバムに収録されたチャカ・カーンのカヴァーでタイトル・トラックの"Through The Fire"等、メロウな歌声はオリジナルとはまた違った印象を受けて良いカヴァーだと思います。
ソロ作も含め現時点でベストと言えるベスト盤は'06年にリリースされた「ベリー・ベスト」になるかと思います。
曲名リスト
1. If Ever You're In My Arms Again2. Minute By Minute
3. Tonight, I Celebrate My Love
4. Closer Than Close
5. A Whole New World (Aladdin's Theme)
6. We Don't Have To Talk (About Love)
7. Can You Stop The Rain?
8. Reaching For The Sky
9. I'm So Into You
10. Gimme Some Time
11. I Can Make It Better
12. All My Love
13. Feel The Fire
14. Can You Stop the Rain
15. Show & Tell
16. Beauty And The Beast
レーベルを何度か移籍している為、どうしても完全なベストを作るのは困難なのでしょうが、取り敢えずソロの名曲"If Ever You're In My Arms Again"や冒頭のデュエット・ナンバーが含まれた本作はピーボの入門盤として良い作品集だと思います。
0 件のコメント :
コメントを投稿