知的な歌詞とアコギの美しい音色をバックに歌う'85年のデビュー作「Suzanne Vega」で人気を博し”ネオアコ(ネオ・アコースティイク)の旗手”と言われたスザンヌ。
その2年後にリリースされた「Solitude Standing(邦題:孤独)」は彼女の地位を確立した1枚ではないでしょうか。
孤独(ひとり) スザンヌ・ヴェガ 曲名リスト 1. トムズ・ダイナー 2. ルカ 3. 鉄の街 4. 瞳 5. 夜の影 6. 孤独 7. カリプソ 8. ことば 9. ジプシー 10. 木の馬 11. トムズ・ダイナー (リプリーズ) Amazonで詳しく見る by G-Tools |
プロデュースは前作同様、スティーヴ・アダボ、レニー・ケイが担当。
前作よりもバンド・サウンドを少し取り入れた作品で、先行シングルの"Gypsy"、そして日本でもCMで使用された"Tom's Diner"と児童虐待テーマにした"Luka"という彼女を代表する3曲の名曲が収録されているアルバムです。
この印象が強すぎて、これ以降の作品は決して成功しているとは言い難い状況ですね。
ブルー・ノートに移籍した'07年の「Beauty & Crime」で久し振りに彼女の歌声に触れましたが、これも良かったです。
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「Beauty & Crime」は歳を重ねた分だけ趣があり良質なアルバムなんですけど、やはり2ndを聴いてしまいます。
青春時代に聴いた懐かしさというのも含んでますが、インパクトが強い作品があるのも善し悪しですね・・・(´・ω・`)
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