10'S JAZZ

Afrodeezia / Marcus Miller ('15)

今日はマーカス・ミラーの新作を聴いています('-')

アフロディジア (初回限定盤)(DVD付)

マーカス・ミラー
ビクターエンタテインメント 2015-02-18

売り上げランキング : 324

曲リスト
01.Hylife
02.B's River
03.Preacher's Kid (Song For William H)
04.We Were There
05.Papa Was A Rolling Stone
06.I Still Believe I Hear (Je Crois Entendre Encore) [feat. Ben Hong]
07.Son Of Macbeth
08.Prism (Interlude)
09.Xtraordinary
10.Water Dancer
11.I Can't Breathe [feat. Mocean Worker]

”スレイヴ・ルート”というユネスコの奴隷制度問題プロジェクトの”音楽平和大使”としての顔を持つマーカスの新作は、南米やアフリカといったブラック・ミュージックをメインに取り入れたサウンドになっています。

ゲストにはロバート・グラスパー、アルヴィン・チーア(TAKE6)、チャックＤ(パブリック・エネミー)、レイラ・ハサウィエといったメジャー所からブラジルやセネガル、ナイジェリア等のアティースト等が参加しています。

サウンド面もさることながら本作の代表曲はエリック・ガーナー事件にインスパイアされて作られた"I Can't Breathe"でしょう。
この曲はモーシャン・ワーカーが共同プロデューサーとして参加しチャックDがラップで参加しています。

カヴァーではデルタ・ブルーズのケブ・モが参加したザ・テンプテーションズの"Papa Was A Rolling Stone"や、ロサンゼルス・フィルハーモニックのチェリスト、ベン・ホンを迎えクラッシック作曲家ジョルジュ・ビゼーの"Je Crois Entendre Encore(真珠採り)"はチェロとベースの絡みという異種格闘技の様なサウンドは鳥肌モノです。