10'S JAZZ R&B

Yesterday I Had The Blues / José James ('15)

今日は２月にリリースされたホセ・ジェームスの新譜を聴いています('-')

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曲リスト
1.Good Morning Heartache
2.Body and Soul
3.Fine and Mellow
4.I Thought About You
5.What a Little Moonlight Can Do
6.Tenderly
7.Lover Man
8.God Bless the Child
9.Strange Fruit

昨年６月に「While You Were Sleeping 」をリリースしたばかりのホセが８ヶ月という短いスパンでアルバムをリリース！
内容は今年で生誕100周年を迎える伝説のシンガー、ビリー・ホリデイに捧げるトリビュート・アルバムです。

ブルーノートの社長でもあるドン・ウォズがホセを初プロデュース。
メンバーはブルーノートを代表する名ピアニストのジェイソン・モラン他、ウェイン・ショーター・カルテットのジョン・パティトゥッチ(b)、名ドラマーのエリック・ハーランドとシンプルながら素晴らしいメンバーで構成されてます。

ここ最近のアルバムは１４～５曲は当たり前の中、９曲と削ぎ落とした構成は潔くて良いですね('∇')
絞り込んだ９曲はどれもビリー・ホリデーを代表する曲ばかり。

冒頭の"Good Morning Heartache"や"Tenderly"とか渋くて良いですね～！

そしてヴォーカルのオーヴァーダブだけで再現した"Strange Fruit (邦題：奇妙な果実)"はラスト締めくくるのに相応しい１曲ですね('∇')

"Strange Fruit"はもちろんビリーの代表曲ですが、黒人差別を描いたこの曲をヴォーカルのみで歌ったのは、昨年から起きてる黒人に対する事件が関係してるのかもしれませんね。


【オマケ】
'12年にビリー・ホリデーの楽曲を中心にしたライブをやってる辺り、この100周年にリリースするのは決定してたんでしょうね('-')

↓１時間半に及んだ圧巻のライブです！

この時のメンバーを書いておきます('-')

• José James - vocals, loopstation
• Takuya Kuroda - trumpet
• Michael Campagna - tenor saxophone
• Kris Bowers - piano
• Solomon Dorsey - bass
• Richard Spaven - drums

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