今日はそんな中から、プリンスと同じミネアポリスで活躍するミント・コンディション(Mint Condition)のリード・ヴォーカルでドラマーとしても活躍しているストークリーによる初のソロ・アルバムをご紹介('-')
曲リスト
01.Level
02.Organic
03.Think About U
04.Cross The Line
05.Art In Motion [feat. Robert Glasper]
06.Hold My Breath
07.Victoria
08.U & I [feat. Estelle]
09.Way Up [feat. Wale]
10.Be With U
11.Forecast
12.Victoria (Reprise)
13.We/Me
14.Now
15.Wheels Up [feat. OMI]
ストークリーについて
ミント・コンディションのアルバムは「7」('11)、「Music @ The Speed Of Life」('12)、「Healing Season」('15)と紹介してきましたが、キャリアについては殆ど書いてなかったので簡単に書いておきます('-')'91年、ジャム&ルイスが立ち上げたレーベル”Perspective Records(パースペクティヴ)”から同郷のゴスペル隊でプリンスのアルバムにも参加したザ・サウンズ・オブ・ブラックネスと共にデビュー・アルバム「Meant to Be Mint」をリリース。
飛ぶ鳥を落とす勢いだったジャム&ルイスのプロデュースという事もあって同レーベルからリリースされた3枚はどれもヒットしました('∇')
レーベルを離れてからも定期的にアルバムをリリース、9枚目になるグループとして初のクリスマス・アルバム「Healing Season」はグラミー賞の最優秀R&Bアルバム部門に初ノミネートとバンドとしても円熟期に入ってきました。
とは言えキャリア26年でアルバム9枚はスローペース。
リード・ヴォーカル兼ドラマーでプロデュースもこなすストークリーは空いた期間にキャリン・ホワイト、ジャネット・ジャクソン、ジョニー・ギル、アッシャー、ジル・スコット、ケリー・プライス、ロバート・グラスパー・・・と数え切れない位のアーティストのアルバムに参加。
前述のグラミー賞にノミネートという目標をクリアした事、そしてプリンスからも予てからソロ・アーティストとして活動を視野に入れる様に勧められた事もあったのがキッカケなのか遂にソロ・プロジェクトを始動。
アルバムについて
プロデューサーはストークリー自身に加え、ミュージック・ソウルチャイルドやジャヒームを手掛けたカルヴィン・ハギンス&アイヴァン・バリアス(Carvin Haggins & Ivan Barias)、リアーナやリアン・ラ・ハヴァスを手掛けたサム・デュー(Sam Dew)等が参加。客演にはエステル(Estelle)やロバート・グラスパー(Robert Glasper)等が参加しています。
楽曲について
A・チーム(A-Team)と共作による先行シングルはストークリーお得意の美メロ・ナンバーの"Level"。もう50歳になるけど、美声に磨きがかかってますね('∇')(↓で全曲視聴可)
この他にもプリンスの影響かヴィーガンになった事にインスパイアされた"Organic"、「Black Radio」のお返しとしてロバート・グラスパーがピアノで参加した"Art In Motion"、アーバン感漂うアップ・テンポの"Hold My Breath"、エステルとのゴージャスなデュエットが魅力的な"U & I"、マーヴィン・ゲイの“What’s Going On”の影響下で作られた"We/Me"、ラストはOmiが参加したレゲエ・ナンバーの"Wheels Up"と、バラエティ豊富な楽曲が揃っています('∇')
アルバムに関しては2月にインタビューに答えた記事(英文)がありますので興味がある方は是非。(私はグーグル先生の力を借りましたw)
Stokley Williams of Mint Condition Announces Debut Solo Album "Introducing Stokley" - YouKnowIGotSoul.com
気になるのは「Healing Season」をグループとして設立した自主レーベルからリリースしたのに、本作はコンコードからリリース。
出来ればミント・コンディションとしても活動してもらいたいんで今後どうなるか気になります。
オマケ
今年始めからThe Revolutionのヴォーカリストとしてゲスト参加しているストークリー。7/23行われたライブの模様を貼っておきますね('-')
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