曲リスト
01.I Wonder if I Take You Home / Lisa Lisa and the Cult Jam feat. Full Force02.Nite and Day / Al B. Sure!
03.Sometimes it Snows in April / Prince
04.Waterfalls / TLC
05.Atomic Dog 2017 / George Clinton
06.Sensitivity / Ralph Tresvant
07.Funny How Time Flies (When You're Having Fun) / Janet Jackson
08.Tender Love / Force MDs
09.Don't Disturb This Groove / The System
10.Private Dancer / Tina Turner
11.Smooth Operator / Sade
ミシェル・ンデゲオチェロについて
ベルリン生まれでワシントンDC育ちのベーシストでシンガー・ソングライター。本名はミシェル・リン・ジョンソンで"ンデゲオチェロ"はスワヒリ語で"鳥のように自由"という意味だそうです😄
幼い頃から父親の影響でデューク・エリントン等を聴いて育ち、'93年にマドンナ主宰のレーベル"Maverick"から「Plantation Lullabies」でデビュー。
当時ブームだったネオ・ソウルの流れに乗ってエリカ・バドウ達と共に人気を博しました。
以降も大体3年位のペースで新作を発表、その都度話題になっています。
彼女の持つ独特な世界観はジョン・メレンキャンプ、マーカス・ミラー、チャカ・カーン、エリック・ベネイ等、多くのアーティストから支持を受けていて、プリンスとも正式リリースは実現しなかったものの「Emancipation」収録の"Emale"のレコーディングに参加しています。
アルバムについて
アルバムとしては'14年の「Comet,Come To Me」以来なので約4年振りとなります。今回は’12年にリリースされたニーナ・シモンに捧げるトリビュート・アルバム「至高の魂のために~ニーナ・シモンに捧ぐ」と同じくカヴァー集。
今回は彼女が敬愛するミュージシャンからセレクトされてるんですが、そのラインナップが凄い!
フル・フォースのプロデュースで席巻したリサ・リサ&カルト・ジャムを筆頭に、AL B.シュア!、プリンス、TLC、ジョージ・クリントン、ラルフ・トレスヴァント、ジャネット・ジャクソン、フォースMDs、ザ・システム、ティナ・ターナー、シャーデー!!
80年代~90年代のサウンドという括りは出来るもののスタイルも年代もバラバラ。
普通なら破綻しそうな選曲ですが、先行公開されたプリンスの"Sometimes It Snows in April"のカヴァーを聴けば判る通り、彼女の世界観に強引に持って行くテクニックと腕力(?)に魅了されます。
他にもンデゲオチェロのベースを主軸にしたバンド・サウンドに生まれ変わった"I Wonder If I Take You Home"、アコギの穏やかな調べがオリジナルとはまったく違いながらも独特の世界観を醸し出す"Waterfalls"、フォーキーなサウンドに生まれ変わった"Atomic Dog 2017"、ジャム&ルイスによるミネアポリス・サウンドが木っ端微塵にぶっ飛んだラルフの"Sensitivity"や、フォースMDsの"Tender Love"やそしてジャネットの"Funny How Time Flies (When You're Having Fun)"、そしてラストには現在新曲が話題のシャーデーの代表曲がダークな装いに変身した"Smooth Operator"、どれも彼女ならではの世界観を楽しむ事が出来ます。
カヴァーと言えば、ミシェルは先日グラミー賞で主要部門を総ナメにしたブルーノ・マーズの「24K Magic」を痛烈に批判してましたね。
「24K Magic」は90年代に流行ったニュー・ジャック・スウィング等のサウンドをブルーノ流にアレンジした作品だったけど、その方法論が気に入らなかったのかな?!
ミシェル・ンデゲオチェロがブルーノ・マーズを痛烈批判 「ただの模倣かカラオケ」 | bmr
0 件のコメント :
コメントを投稿