2011年9月18日

The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders From Mars / David Bowie ('72)

先日、ショックなニュースを見てしまいました。

デヴィッド・ボウイ、音楽シーンから引退!?:@niftyミュージック
デヴィッド・ボウイが引退? - セレブリティニュース - 最新ニュース一覧 - 楽天woman

7月に発売された伝記「Starman」を執筆した元Mojo誌編集者ポール・トリンカ氏の話。

”シーンに還ってくると信じたいけれど、頭ではもう還ってくることは無いだろうと思っているんだ。もし還ってくるのだとしたら、世界に対して何か意味のあることを示すことができる確信がボウイの中に生まれたときだけだろうね。”

という事を話されてます。
本人が正式に”引退”を表明した訳ではないですが、伝記の為に長期取材をした人物からの発言なので信憑性は高いです。

ボウイの作品は、各アルバム毎に独特の世界観を出しコンサートでは計算し尽くされたパフォーマンスを披露する等、ジャンルや音楽性は違えどプリンスに通じるものがあり大好きなアーティストの一人です。

それぞれのアルバム毎に色々話せますが、今回は'72年の代表作「ジギー・スターダスト」について書いておきます。


曲名リスト
1. 5年間
2. 魂の愛
3. 月世界の白昼夢
4. スターマン
5. イット・エイント・イージー
6. レディ・スターダスト
7. スター
8. 君の意志のままに
9. 屈折する星くず
10. サフラゲット・シティ
11. ロックン・ロールの自殺者

1. 月世界の白昼夢 (アーノルド・コーンズ・ヴァージョン)
2. 君の意志のままに (アーノルド・コーンズ・ヴァージョン)
3. レディ・スターダスト (デモ)
4. 屈折する星くず (デモ)
5. ジョン・アイム・オンリー・ダンシング
6. ヴェルヴェット・ゴールドマイン
7. ホリー・ホリー
8. ポート・オブ・アムステルダム
9. スーパーマン
10. ラウンド・アンド・ラウンド
11. スウィート・ヘッド(アウトテイク・テイク5)
12. 月世界の白昼夢 (アラン・ムールダー・ミックス)


これは、彼の作品というよりも'70Sロック・シーンの中でも"最高傑作"の部類に入ると思えるアルバムで、今聴いても新鮮な感動を生みます。

邦題は「ジギー・ダスト」ですが、原題の「The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders from Mars」(「ジギー・スターダスト&ザ・スパイダーズ・フロム・マーズの栄枯盛衰」)を見ると本作の内容が少し判ります。

このアルバムは、宇宙から来た異星人のジギー(D・ボウイ)がロック・スターにされ、それが頂点まで到達した時、自らを抹殺するというという摩訶不思議な世界をコンセプトにしたアルバムです。
5年で世界は滅亡してしまうという予言を歌った"Five Years"からスタートし、ジギーが救世主からのメッセージを受け人々に伝えるという事描写した"Starman"、スターになり自己顕示欲が強くなっていった為バンドが解散してしまう様子を描いたタイトル曲の"Ziggy Stardust"、そして歯車が狂い始めたジギーの精神状態を歌った"Suffragette City"、そして最後はボロボロになったジギーが自らを消滅させようとする"Rock 'N' Roll Suicide"・・・・。



全ての歌詞がこの1枚の為に書かれたこのアルバムは聴き応え充分のアルバムと言えます。
このアルバム完成後に行われたワールド・ツアーは完璧に計算されたステージ構成で、ツアー終了日には引退宣言をするなど、ボウイ自身が本当にこのアルバムに取り込まれてしまった様な感じを受ける程鬼気迫るツアーだったのを憶えています。

このアルバムと同名の映像作品もあります。
これを見ると音だけでは表現しきれないボウイの良さが伝わると思います。


曲名リスト
1. オープニング/イントロ
2. 君の意思のままに
3. ジギー・スターダスト
4. あの男を注意しろ
5. フリークラウドから来たワイルドな少年
6. すべての若き野郎ども
7. オー!ユー・プリティ・シング
8. 月世界の白昼夢
9. チェンジズ
10. スペース・オディティ
11. マイ・デス
12. 気のふれた男優
13. タイム
14. 円軌道の幅
15. バンド・イントロダクション
16. 夜をぶっとばせ
17. サフラジェット・シティ
18. ホワイト・ライト・ホワイト・ヒート
19. ロックン・ロールの自殺者
20. ポップ・アンド・サーカムスタント
21. エンド・クレジット


ちなみに'98年に映画になった『ベルベット・ゴールドマイン』は、この当時のD・ボウイとI・ポップをベースにした作品で、監督はボウイに楽曲の提供を要請したのですが、あのツアーで完結されたという理由で断られたらしいです。

Reality('03)以降リリースもなく寂しいですね・・・・
是非また創作活動を再開してもらいたいものです。




【オマケ】
'06/11/9にBlack Ball 2006でアリシア・キーズと共演し"Change"を歌った時の映像です(*'-')



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