リリースまで待ち遠しいので久し振りにライブ盤「Experience: Jill Scott 826+」を引っ張り出して聴いています。
ジル・スコット
ビクターエンタテインメント 2008-06-25
売り上げランキング : 250362
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曲リスト
01.Show Intro (Alright Man, It's Time For You To Move)
02.A Long Walk (Groove)
03.Love Rain (Suite)
04.Slowly Surely
05.One Is The Magic # (Redux)
06.Do You Remember
07.Gettin' In The Way
08.It's Love
09.The Way
10.Fatback Taffy
11.He Loves Me (Lyzel In E Flat) (Movements I, II & III)
01.Free (Prelude)
02.Gotta Get Up (Another Day) (feat. 4Hero)
03.One Time
04.Sweet Justice
05.Thickness
06.High Post Brotha (feat.Common)
07.Gimme
08.Be Ready
09.Free - Epilogue
10.A Long Walk (A Touch Of Jazz Remix)
11.Gettin' In The Way (MJ Cole Remix)
'00年にリリースしたデビュー・アルバム「Who Is Jill Scott: Words & Sounds 1」がグラミーで3部門ノミネートした他、ソウル・トレイン・アワードやビルボード・アワードを受賞したジル・スコット。
デビュー作が数多くの賞にノミネートされると次回作がプレッシャーになるケースが多いのですが、彼女の2ndアルバムになる本作は、地元フィラデルフィアとワシントンDCで行われたライヴ・アルバム+未発表曲の2枚組みという新人にしては異例の内容になっています。
ライヴの雰囲気を盛り上げる短いイントロの後、ジャジーなサウンドをバックにパワフルなジルのヴォーカルが魅力的な"A Long Walk (Groove)"で幕を開けます。
ポエトリー・リーディング(詩人)としての顔を持つ彼女らしい語りかける歌い方から徐々にエネルギッシュになっている12分以上にも及ぶ"Love Rain (Suite)"はライブならではのアレンジですね!
デビュー・シングルだった"Gettin' In The Way"では後半からアップ・テンポに変化したりとライヴならではの自由なアレンジと圧倒的なヴォーカルを楽しむ事が出来ます。
この他にも、マイク・フィリップスを迎えオリジナルよりも倍近く伸ばしジャジーな仕上がりが秀逸な"The Way"やバンド名をタイトルにしたスウィングJAZZ風の"Fatback Taffy"、ラストには当時結婚した夫ライゼルに捧げるメロウな"He Loves Me"で締めくくられています。
全編を通してオリジナルを凌駕する内容で、むしろライヴでの彼女こそがその真価を発揮させる場に思える内容です。
一方、Disc 2ではジルが4ヒーロー(4 Hero)の「Creating Patterns」に参加したお礼と言える、彼ららしい計算されたサウンドとジルの有機的なヴォーカルが融合した"Gotta Get Up"の他、日本盤のボーナス・トラックに収録された"One Time"、コモンをゲストに迎えアナログ感のあるサウンドと2人のヴォーカル&ラップが絶妙な"High Post Brotha"、ア・タッチ・オブ・ジャズのイヴァン・バリアスによるファンキーな"Gimme"等、デビュー前後に収録された貴重なテイクが収録されています。
尚、日本盤には"A Long Walk"と"Fettin' In The Way"のリミックスが収録されています('-')
新作「WOMAN」からは既に"You Don't Know"や"Fool's Gold"が公開されてますがナカナカ良さげですね!
リリースが待ち遠しいです('∇')
Jill Scott
Blues Babe Records 2015-07-24
売り上げランキング : 46233
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曲も歌もいいですね~♪♪生歌が聴きたいです!
返信削除私もライブは生で見てないけどビデオで見る限りかなり良かったです('∇')
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