Acoustic Soul / India.Arie (’01)

今日はインディア・アリーの36歳の誕生日('75年10月3日)という事で彼女のアルバムをご紹介。

by カエレバ

曲名リスト
1. イントロ
2. ビデオ
3. プロミセズ
4. ブラウン・スキン
5. ストレングス、コーレッジ&ウィズダム
6. ネイチャー
7. バック・トゥ・ザ・ミドル
8. レディー・フォー・ラヴ
9. インタールード
10. イン・マイ・ヘッド
11. ゴッド・イン・ユー
12. シンプル
13. パート・オブ・マイ・ライフ
14. ビューティフル
15. アウトロ
16. ワンダフル ~ スティーヴィー・ワンダーに捧ぐ
17. バタフライ


'00年公開されたスパイク・リー監督作『Bamboozled』のサントラでデビュー曲"In My Head"を披露。また同アルバムには本作の紹介の為に5曲のショート・トラックを収録する等、モータウン・レコード期待の新人シンガー・ソング・ライター、インディア.アリー(25歳)の待ちに待ったデビュー・アルバムです。

エグゼクティヴ・プロデューサーには彼女を見出した現モータウン・レコードの社長ケダー・マッセンバーグが担当するという程の入れ込み様。プロデュースはインディア本人の他、共同プロデューサーとしてNasやパフ・ダディのProduceを担当したカルロス"シックス・ジュライ"ブローディや、エリカ・バドゥやディアンジェロと仕事をしたボブ・パワー、元ゲット・セットV.O.P.のマーク・バトソン、ブルー・ミラーらがバックアップしています。

サウンド・スタイルはデズリーや最近だとコリーヌ・ベイリー・レイ辺りで聴かれるオーガナイズドされたアコースティック・ソウルで、そのサウンド・スタイルをそのままタイトルに使っています。
既にヒット中のゆったりと流れるミデアム調のヒップ・ホップ・テイストのナンバー"Video"の他、自分の肌の色をポジティヴに歌ったソウルフルなナンバーの"Blown Skin"、強いビートの中にインディアのギターとヴォーカルが流麗に流れる"Nature"、アコギのサウンドが彼女の魅力を全面に押し出しているフォーキーな"Back To The Middle"、低音ベースのバウンス感がCoolなR&Bナンバーの"I See God In You"等どれも聴き応え十分の楽曲が揃っています。





なにより楽曲もさることながら、彼女の中低音域で歌われるスモーキーでソウルフルなヴォーカルに魅了されてしまいます。アルバム全体に流れる空気が非常に心地よいです。



ラストには彼女が尊敬する同レーベルの偉大なアーティスト、スティーヴィー・ワンダーに捧げる"Wonderful"も秀逸です。スティーヴィーの名曲のタイトルをモチーフにしたこの楽曲は訳詞を見なくても想いが伝わってきます。
本作は、この年のグラミーにノミネートされましたがライバルのアリシア・キーズに持って行かれました。
もし、あの年にアリシアがいなければ彼女はもっと脚光を浴びているアーティストになったと言えるでしょうね。
尚、日本盤にはボーナス・トラックとしてソウルフルなR&Bナンバー"Butterfly"が収録されています。

彼女のアルバムはどれも良く、’09年にリリースされた最新作「テスティモニー:VOL.2:ラヴ&ポリティクス」も良かったです。
中でもミュージック・ソウルチャイルドとのデュエットの"Chocolate High"は最高でしたので、興味のある方は是非聴いてみて下さい(*'-')



by カエレバ


【オマケ】
Chaka Khan, Stevie Wonder, Prince,India Arie,Yolanda AdamsによるBETでのパフォーマンス




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