Eat 'Em And Smile / David Lee Roth ('86)

今日はジョナサン・バトラーの誕生日('61/10/10)だったので彼のアルバムを書こうと途中まで書いてたのですが、同じ日に初代ヴァン・ヘイレンのヴォーカリスト、"ダイアモンド・デイブ"ことデイヴィット・リー・ロスの56歳の誕生日('54/10/10)だったので急遽変更ですw

ヴァン・ヘイレンはデビュー作の「Van Halen(邦題:炎の導火線)」('78)から好きで、特に「1984」('84)は今でも大好きな1枚です。

by カエレバ

曲名リスト
1. 1984
2. Jump
3. Panama
4. Top Jimmy
5. Drop Dead Legs
6. Hot For Teacher
7. I'll Wait
8. Girl Gone Bad
9. House


"Jump"はテンション・アップするには最高の1曲ですねー!



今日は「1984」でも良かったのですが、やはりソロ・アルバムを紹介します。

前述の「1984」は累計1,000万枚以上を売り上げをマークし"Jump"でMTVビデオ・ミュージック・アワードの最優秀パフォーマンス・ビデオ賞を'獲得する等バンドとしても絶頂期だった反面、バンド内では険悪な状況になります。
特に'85年バンド在籍中にミニ・アルバム「Crazy From The Heat」('85)を発表し、これがヒットした事でさらに状況が悪化。
結果的に'85年にデイヴィッド・リー・ロスが脱退しサミー・ヘイガーが加入しました。

そこでデイヴィッド・リー・ロスは翌'86年に本格的なアルバムを発表したのが本作です。

by カエレバ


曲名リスト
1.Yankee Rose
2.Shyboy
3.I'm Easy
4.Ladies' Nite In Buffalo?
5.Goin' Crazy!
6.Tobacco Road
7.Elephant Gun
8.Big Trouble
9.Bump And Grind
10.That's Life


本格的と表現したのは、そのバンド・メンバーのスゴさ!
元たらすで現Mr.BIGのベーシストのビリー・シーンに、アルカトラスやホワイト・スネイクに在籍してたギタリストのスティーヴ・ヴァイ、TOTOのスティーヴ・ルカサーのアルバム等にも参加していたグレッグ・ビソネットと"超強力"のテクニシャンを侍らせ、プロデューサーにはヴァン・ヘイレン時代からデイヴの魅力を十分発揮させることの出来るテッド・テンプルマンと申し分ない布陣で制作されたからです。

本作の魅力はなんといってもデイヴの天性とも言えるショーマンシップが曲から溢れてきそうなところです。
1曲目の"Yankee Rose"では、デイヴとスーティーヴの超テクニックによる"喋り"から始まるご陽気なロックからスタートし、まさにタイトル通りの"Goin' Crazy!"で盛り上がり、最後は"That's Life"でショーを締めくくるという徹底したコンセプトが光る1枚です。





このアルバム以降、ヴァン・ヘイレン vs デイブの競争みたいで両者相乗効果もあったのではないでしょうか。

しかし、両方のファンとしてはヴァン・ヘイレン復帰という状況がベスト。
'96年にサミー・ヘイガーが脱退しベスト盤に参加した時は”おっ!復活か?!”と思いましたが、結局喧嘩別れでした。
”やっぱりデイブとエディの不仲は治らないかと思いきや、’07年の"The Rock and Roll Hall of Fame and Museum"に殿堂入りした辺りから状況が変わり、デイブが復帰し、現在制作中のアルバムも最終段階まで行っているという噂です。



是非このまま行ってアルバムを手にしたいものです('∇')




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