2011年10月23日

The Calling / Dianne Reeves ('01)

今日はダイアン・リーヴスの55歳の誕生日(1956/10/23)です。

ダイアンは、ディー・ディー・ブリッジウォーターやカランドラ・ウイルソンらと共に、JAZZヴォーカリストとしての確固たる地位を確立したのではないでしょうか。

デビュー作「Welcome to My Love」('77)から2ndの「Better Days」までは10年という長いスパンが開きましたが、それ以降は定期的にアルバムをリリース。'01年の「In the Moment」で初のグラミー賞を受賞して以降は、さらにノリに乗っている感じです。

そんな彼女のアルバムの中から今日書くのは'02年にグラミーを受賞した「The Calling celebrating Sarah Vaughan」(邦題:サラ・ヴォーンに捧ぐ)です。

サラ・ヴォーンに捧ぐサラ・ヴォーンに捧ぐ
マルグリュー・ミラー ダイアン・リーヴス

曲名リスト
1. バードランドの子守唄
2. センド・イン・クラウンズ
3. スピーク・ロウ
4. オブセッション
5. イフ・ユー・クッド・シー・ミー・ナウ
6. アイ・リメンバー・サラ
7. キー・ラーゴ
8. アイ・ハドゥント・エニワン・ティル・ユー
9. ファシネイティング・リズム
10. エンブレイサブル・ユー
11. ア・シャマダ
12. ミスティ(ボーナス・トラック)

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このアルバムは邦題でも判る通り、彼女が10歳の頃に初めて聴いた時からの夢だった、偉大なJAZZヴォーカリストで今は亡きサラ・ヴォーンが歌っていた楽曲を中心に構成された企画盤です。

プロデューサーにはダイアンの「ブルーに魅せられて」他彼女と長い付き合いのあるジョージ・デュークが担当し、ゴージャスな感じを演出しています。

スゥイングJAZZ風にアレンジされゴージャス感を出しつつ、サラとはまた違った魅力を出しているスタンダード・ナンバーの"Lullaby Of Birdland"から一気に自分の世界に持って行く歌唱力は流石です。
続くミュージカル「リトル・ナイト・ミュージック」で使われた"Send In The Clowns"では大らかな中にゴージャス感漂う雰囲気は新しいダイアンの魅力が引き出されていまし、"Speak Low"でもリラックス出来る心地よさがとても良いです。

この他、音域の広いダイアンらしさが全面に出ているバラード・ナンバーの"If You Could See Me Now"や"Key Largo"、彼女のスキャットもカッコ良くキマっている有名な"Fascinating Rhythm"等、どれもとてもゴージャスです。



また、このアルバムの為にダイアンとビリー・チャイルズ(p,cond)が共作したスキャットをベースにして作った、サラに捧げる粋なナンバーの"I Remember Sarah"もオススメです。

この手の企画盤は、オリジナル・シンガーが好きな方には賛否が割れる場合がありますが、サラの魅力を残しつつダイアンの良さを出しているこのアルバムはどちらのファンにもオススメ出来るアルバムと思います。



尚、日本盤にはボーナス・トラックとして、サラの歌った中でも評判の高いエロール・ガードナー作曲の"Misty"をしっとりとした雰囲気で歌われています。購入を考えてらっしゃる方は是非、日本盤を買うことを薦めます。

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