The Platinum Collection / Queen ('11)

今日はQUEENのベーシスト、ジョン・ディーコンの61歳の誕生日(1951年8月19日)です。

フレディ・マーキュリーが亡くなった後、'92年のフレディ・マーキュリー追悼コンサート他数回のイベントのみ参加。現在は引退しています。

ブライアン・メイ等と一緒に活動しないのは喧嘩別れとかでなく、「フレディ以外でクイーンの曲を演奏するのは考えられない」という事でした。

これに関してはファンの中でも意見の割れる所でしょうね。
あまりに早すぎる死によって残されたメンバーの事を考えればQUEENという冠を残して活動したいのは判るし、やってくれたらモチロン観ます。
でも私はジョンと同じ意見で”フレディ抜きのQUEENはQUEEN”ではないと思ってます。

ポール・ロジャースを筆頭にジョージ・マイケル、レデイ・ガガ、アダム・ランバート、そして先日のロンドン五輪でのジェシー・Jのパフォーマンス。
どれもパフォーマンスは素晴らしいですが、どうしても心ではフレディの映像に置き換えてしまいます。

TOTOを始めボーカルが変わっても成立するグループはありますが、INXSやQUEENの様にカリスマ・ヴォーカリストのバンドは復活するのは難しいですよね。


QUEEN脱退後、ジョンはソロ・プロジェクト等行ってないのでQUEENの中でジョンが作曲した楽曲を紹介しておきます('-')
ベスト盤も色々ありますが、過去にリリースされた「グレイティスト・ヒッツ」がリマスターされ、SHM-CD仕様になった「プラチナム・コレクション」が最適ですね。



彼の書いた曲で最初にヒットしたのは"Bohemian Rhapsody"で有名な「オペラ座の夜」('75)に収録の"You're My Best Friend"です。



ジョンはエレクトリック・ピアノで作曲したものの、フレディがエレピでの演奏を拒否した為ジョンが代わりに引いたのは有名な話です。

その後"You and I"等良い曲を定期的に書いてますが、彼の代表作と言えばやはり「ザ・ゲーム」('80)に収録された"Another One Bites The Dust(邦題:地獄へ道づれ)" でしょう!
なかなか売上が上がらなかったアメリカでロック・チャート以外にブラック・ミュージックでも大ヒットし一気にブレイクした代表する1曲になりました。



独特のビートとギターのカッティングは当時アメリカで流行っていたCHICの"Good Times"からインスパイアされたと語っていました。



確かに似ていますよね。

「ザ・ゲーム」はエルヴィスが歌いそうな"Crazy Little Thing Called Love (邦題:愛という名の欲望)"等、明らかに米市場を狙った戦略のアルバムで見事に狙い通りの結果を残しましたね。

この他にもメンバーが女装する事でも有名な"I Want To Break Free"もジョンの作品です。



他にも"One Year Of Love"等良作があるもののシングル・カットになってない為ベスト盤から漏れている名曲も数多くあります。

こうして聴くとフレディやブライアンに隠れて目立たない存在ですが、ジョンは本当に良い楽曲を作りますね。

QUEENと言えば初回限定生産2,000セットのスペシャル・セットがリリースされますね。




マイケル・ジャクソンとの未公開デュエット"ゼア・マスト・ビー・モア・ザン・ライフ・ザン・ディス"の一部や生前のインタビュー映像等が盛り沢山だそうです。

上のDVD+Tシャツのセットは¥4,020。
下のBlu-ray+Tシャツのセットは¥4,753。



TシャツなしだとDVDが¥2,945でBlu-rayが¥ 3、686とリーズナブル('-')





TシャツはLサイズで大きいからいらないかな・・・と思いつつも限定という言葉に弱い!!
さてどうしたものか・・・




↑のベスト盤に"Teo Torriatte (Let Us Cling Together)"、"I Was Born To Love You"、"A Winter's Tale"の3曲足したベスト盤がリリースされてますが価格が倍近く上がってます。

購入する際はお気を付けて。




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