World Wide Funk / Bootsy Collins ('17)

今日は待望に新作をリリースしたブーツィ・コリンズのアルバムを聴いています('-')



曲リスト

  1. World Wide Funk (feat. Doug E. Fresh, Buckethead & Alissia Benveniste)
  2. Bass-Rigged-System (feat. Victor Wooten, Stanley Clarke, Manou Gallo, Alissia Benveniste & World-Wide-Funkdrive)
  3. Pusherman (feat. Dru Down, BlvckSeeds , Mr. Talkbox)
  4. Thera-P (feat. Tyshawn Colquitt & Alissia Benveniste)
  5. Hot Saucer (feat. Musiq Soulchild & Big Daddy Kane)
  6. Heaven Yes
  7. Ladies Nite (feat. MC Eiht & BlvckSeeds)
  8. Candy Coated Lover (feat. X-Zact, Kali Uchis & World-Wide-Funkdrive)
  9. Snow Bunny (feat. Tyshawn Colquitt, Snowbunny & World-Wide-Funkdrive)
  10. Hi-On-Heels (feat. October London)
  11. A Salute To Bernie (feat. Dr. G. Bernie Worrell)
  12. Boomerang (feat. Justin Johnson)
  13. Worth My While (feat. Kali Uchis)
  14. Come Back Bootsy (feat. Eric Gales, Dennis Chambers & World-Wide-Funkdrive)
  15. Illusions (feat. Chuck D, Buckethead & BlvckSeeds)

ブーツィ・コリンズについて

本名、ウィリアム・アール・コリンズ("ブーツィ"はお母さんが付けた呼び名)はオハイオ州シンシナティ出身で、'51年10月26日生まれなんで今年で66歳!

幼少期より兄キャットフィッシュ・コリンズ(g)の影響でギターやベースを習得、後に兄や友達とバンドがレコード会社の目に止まり契約しますが、同レーベルのジェームス・ブラウンのバンド"JB's"に引き込まれ活動する事になります。
JB'sを脱退(解雇)した後、ジョージ・クリントン率いるPファンクのメンバーとして参加する一方ソロとしても活動。

近年では、ネット上でベースの演奏指導するFunk University(ファンク大学)を創立し若手育成もおこなっています。

アルバムについて

アルバムとしては'11年のTha Funk Capital of the World (魔法の未来都市=ファンクと「U」な仲間たち)以来6年振りとなります。

レコーディングはシンシナティにあるブーツィのホーム・スタジオ、“ブーツィラ・リ=ハブ・スタジオ”で、前作と同じく楽曲毎にゲスト・ミュージシャンを迎えたコラボ・アルバムになっています('-')

御大のアルバムとあって今回もゲストが豪華!
前作にも参加したミュージック・ソウルチャイルドを始め、チャック・Dビッグ・ダディ・ケインダグ・E・フレッシュ、といったラッパー勢、ジャズ界からはスタンリー・クラーク他、若手でヴォーカルのカリ・ウチースアリシア・バンヴェニスト・・・書き出したらキリがないですw

久しぶりの新作とあってファンキーな楽曲がリード・トラックになると思っていたけど、先行公開された"Worth My While"は前述のカリ・ウチースを迎えた哀愁漂うミディアム・ナンバーで良い意味で裏切らました!



次に公開されたMCエイトを迎えた"Ladies Nite"はキャッチーなファンク・チューンで漫画好きのブーツィらしい楽しいMVも魅力的な1曲です('-')



またミュージックダディ・ケインが参加した"Hot Saucer"は近年再ブレイクしている80Sダンス・チューンの1曲です。



この他、次世代ファンク・ベーシストとして注目されてるアリシアと頭からバケツを被ってるけど超絶テクを持ってるバケッドヘッドの共演も魅力的なタイトル・トラックの"World Wide Funk"ヴィクター・ウッテンマヌー・ガジョアリシアそしてブーツィとベース好きには堪らない共演作"Bass-Rigged-System"ドゥルー・ダウンを迎えたウエスト・コースト流のヒップ・ホップ・ナンバーの"Pusherman"、後半にはデニス・チェンバースエリック・ゲイルズといった大御所を集めたグルーヴ感溢れる"Come Back Booty"そしてパブリック・エネミーのチャック・Dが参加した怒涛のファンク・ナンバー"Illusions"で幕を閉じます。

中でも盟友バーニー・ウォーレルに捧げた"A Salute To Bernie"はバニーが生前録音していた音源を使用している感涙の1曲です。




追記

ナッシュビルで行われた約1時間のインタビュー&セッション



オマケ


プリンスも才能ある若手を起用し裾野を広げる活動をしてましたが、今回のアルバムもブーツィキッカケで若い才能に触れる事が出来る作品になっています('-')

個人的に注目しているのはベーシストのアリシア・バンヴェニスト
先日"Get Away"を発表したので貼っておきます('-')




スポンサーリンク


2 件のコメント :

  1. 御大の作品はまだ聴いていませんが、記事の最後にあるアリシア・ヴァンベニストの買いました!とてもかっこいいですね。

    アルバムはまだみたいですが、今後が楽しみなアーティストがまた増えました。

    いつも素晴らしい音楽の紹介をありがとうございます!

    返信削除
    返信
    1. ありがとうございます('∇')

      アリシアは確かクラウドファンディングで資金を募って目標額達成したと思うんですが、アルバムはまだみたいです。

      早くリリースして欲しいですね!

      削除