2023年の年間ベスト・アルバム (その1)

最近は新譜を買ってもブログに残さなくなってきたので年に1回位(来年は少なくとも上半期&下半期で2回は!)は形に残そうって事で「個人的年間ベスト・アルバム」を書いておこうと思います😀

オススメなアルバムは沢山あるのですがあんまり書いても節操がないので、2023年リリースのアルバムで、カヴァー、セルフ・カヴァー、デラックス盤を含むリイシュー盤を除いた25枚に絞りました。
順番は付けず五十音順に掲載。5回に分けて5枚づつ紹介していきます。


Angie Stone - Love Language
アンジー・ストーン - ラヴ・ラウンジ

アンジー・ストーンの4年振り10枚目にリリースされたスタジオ・アルバム。
安定したヴォーカル・ワーク重鎮の粋に達していて、ハロルド・メルヴィン&ザ・ブルー・ノーツの「I Miss You」を使った先行シングルの「Kiss You」をはじめ、ミュージック・ソウルチャイルドが参加した「The Gym」、アンジーとディアンジェロの息子スウェイヴォ・トウェインが参加した「Old Thang Back」など、聴きどころ満載のアルバムです。



Ida Nielsen - More Sauce, Please!
イダ・ニールセン - モア・ソース、プリーズ!

2010年からプリンスのバンド〈The New Power Generation〉に在籍、2014年には女性3人組のバンド〈3rdeyegirl〉のメンバーとして活躍したベーシスト、イダ・ニールセンの6作目となるスタジオ・アルバム。
70年代のディスコを連想させるアートワークやキャッチーなタイトルなど、スラッピング奏法を封印しメロウなグルーヴを目指した前作から大きく方向転換した楽曲が収録されています。



Ed Sheeran - Autumn Variations
エド・シーラン - オータム・ヴァリエーションズ


四則演算をタイトルを冠にしたシリーズ「マスマティックス・プロジェクト」の最後となる「-」を5月にリリースしたばかりのエド・シーランの7作目となる新作は、エルガーの『エニグマ変奏曲』からインスパイアを受け、友人の経験をもとに書かれた楽曲集、タイトル通り秋をテーマにしていて、全体的に落ち着いた雰囲気のサウンドに仕上がっているのも聴き心地良いです。


Gareth Donkin - Welcome Home
ガレス・ドンキン - ウエルカム・ホーム

ロンドン出身のシンガーソングライター、ガレス・ドンキンのデビュー・アルバム。
10代前半にジャズ・ピアノとドラムに熱中し、高校では独学で作曲とレコーディング方法を会得。 イギリスのリーズ音楽大学に進学後にリリースしたデビュー・シングル「Catharsis」はSpotifyで120万回以上再生され話題になりdrink sum wtrと契約という現代ならではの手法でデビューを掴んだアーティスト。
洗練されたヴォーカルとポップ、ソウル、R&B、AOR、ジャズなど様々なジャンルを巧みに操るテクニックは目を見張るものがあります。次回作でどう変化するかも気になる所です。


Kimbra - A Reckoning
キンブラ - ア・レコニング

2011年にゴティエとコラボした「Somebody That I Used To Know」で話題となったニュージーランドのシンガーソングライターキンブラの4作目となるスタジオ・アルバム。
A24制作の映画『Everything Everywhere All At Once』のスコアを担当したサン・ラックスのライアン・ロットを共同プロデューサーに迎え、世界が抱える問題(フェミニズム、環境、人種など)をテーマにした作品。MVも秀逸。




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