Live / Donny Hathaway ('71)

カーティス・メイフィールド、スティーヴィ・ワンダー、そしてマーヴィン・ゲイらと共に”ニュー・ソウル”ムーヴメントを築いた一人で、後世に影響を与えたシンガー、ダニー・ハサウェイ。
今日はダニー・ハサウェイの命日(1945年10月1日-1979年1月13日)です。

by カエレバ

曲名リスト
1. 愛のゆくえ
2. ゲットー
3. ヘイ・ガール
4. きみの友だち
5. リトル・ゲットー・ボーイ
6. ウィアー・スティル・フレンズ
7. ジェラス・ガイ
8. エヴリシング・イズ・エヴリシング


本作は33歳という若さで他界したダニーが26歳時に行ったロスとニューヨークでのライブ音源を収録した3rdアルバム('71年)です。

ダニーの軽やかなエレピのイントロの後、包み込むようなシルキーでソウルフルな歌声が絶品のマーヴィン・ゲイのカヴァー・ソング"What's Goin' On"からスタート、フィル・アップチャーチが奏でる渋いギターの音色やウィリー・ウィークスのベースに合わせ熱を帯びたダニーのエレピが息を呑む12:06にも及ぶ"The Ghetto"、コンガ奏者アール・ディロウェンのプレイも見逃せない"hey Girl"、そしてロバータ・フラックとのデュエットでも有名な"You've Got A Friend"と、どの曲も聴き逃せないものばかりです。





後半のNYライブでもこの熱気は一緒で、ダニーのソウルフルなヴォーカルが堪能出来る"Little Ghetto Boy"、ジョン・レノンの原曲を流麗なソウル・テイストにしている"Jealous Guy"、ラストにはブルースの香り立つコーネル・デユプリーのギターをバックに満足げなダニーの顔が見えてきそうな13分強にも及ぶ"Voices Inside (Everything Is Everything)"で幕を閉じます。





ダニーのアルバムの中でも傑作と思える本作、ダニーの事に興味を持った方にオススメの1枚と言えます。





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