'62年、パティ・ラベル & ザ・ブルーベルズでデビュー。
’71年にノーナ・ヘンドリックス、サラ・ダッシュと3人ユニットラベルを結成し、クリスティーナ・アギレラ、リル・キム、ピンク、マイアがカヴァーした事でも有名な"Lady Marmalade"等をヒットさせます。
'77年のソロ・デビュー後も順調に活動し、SWVがカヴァーした"If Only You Knew"や映画『ビバリー・ヒルズ・コップ』で使用された"New Attitude"、マイケル・マクドナルドとデュエットした"On My Own"等、次々とヒット曲を連発しました。
今も現役で活動している彼女なだけに名作も数多いのですが、今回は'89年にプラチナ・アルバムに輝いたMCA移籍第2弾の「ビー・ユアセルフ」を書いておきます。
Patti Labelle
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曲名リスト
1. If You Asked Me To
2. I Can't Complain
3. Be Yourself
4. Yo Mister
5. I Got It Like That
6. Love 89
7. Still In Love
8. I'm Scared Of You
9. Can't Bring Me Down
10. Need A Little Faith
11. I Can Fly
プロデューサーには、ベテランのバート・バカラック&キャロル・ベイヤー・セイガーの他にもナラダ・マイケル・ウォルデン、スチュワート・レヴィン、フルフォース、プリンスと豪華絢爛!
ダイアン・ウォーレンが詞を書きシンプリー・レッド等と仕事もしているスチュワート・レヴィンがプロデュースした映画『007-ライセンス・トゥ・キル-』の挿入歌"If You Asked Me To"、バカラック&セイガーの"Need A Little Faith"、音域の広いファルセットで歌ったバラードの"I Can't Complain"、ナラダがプロデュースしケニー・Gのサックスとの掛け合いが印象的な"Still In Love"の伝統的なブラコン・サウンド等、これまでのパティらしいブラコン・サウンドは鉄板ですね。
一方で、フル・フォースのプロデュースでバックでリサリサとシェリル・ペプシ・ライリーを使い独特のストリート感を演出している"I Got It Like That"や、いかにもプリンスらしい"Yo Mister"と"Love 89"も新しいパティの魅力が楽しめる1枚です。
ベストでは'10年にリリースされた「エッセンシャル」シリーズのバージョン・アップ盤で3枚組の"3.0"が各世代の代表曲が収録されているのでオススメです。
Patti Labelle
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