Control / Janet Jackson (’86)

今日はジャネット・ジャクソンの46歳誕生日(1966年5月16日)です。

'82年のデビューから'84年の2nd「Dream Street」辺り迄はビデオデッキのCM等に出演して日本での知名度はあったものの”ジャクソン・ファミリーの末っ子”という印象を拭えなかったですね。



このCMで使われた"Start Anew"は好きだったんですけど、この時代までのジャネットの楽曲は無かったモノにされちゃってますね・・・



不発に終わった2作を受け、当時アレキサンダー・オニールやS・O・Sバンド等のプロデュースで実力を発揮し始めたジミー・ジャム&テリー・ルイスとの運命的な出会いで出来上がった本作は、ジャネットとジャム&ルイス両者にとってターニング・ポイントとなった作品と言えます。

コントロールコントロール
ジャネット・ジャクソン

曲名リスト
1. コントロール
2. ナスティ
3. 恋するティーンエイジャー
4. ユー・キャン・ビー・マイン
5. 愛の法則
6. あなたを想うとき
7. 片思い
8. 急がせないで
9. ファニーなひととき

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ジャム&ルイスが以前在籍していたザ・タイムのミネアポリス・ファンク・サウンドが感じられるタイトル・トラック"Control"からスタートし、若きジャネットらしい主張のある歌詞と独特のドラム・ワークが合っている2ndシングルの"Nasty"、エレピとドラムが軽快な中にパワフルさを感じさせるファンク・チューンの記念すべき1stシングル"What Have You Done For Me Lately"、ジャム&ルイスのタイム時代の同僚でもあるモンテ・モアがプロデュースしたシンセとギター効果的使ったダンス・ナンバー"The Plesure Principle"と前作迄のアイドル路線から一変しています。







他にも、ジャネットのヴォーカルと浮遊感のあるメロディが印象的なポップ・チューンの"When I Think Of You"、ダンス・ナンバーだけでなくメロウなバラードでの実力を証明した"Let's Wait Awhile"等、ジャム&ルイスの当時得意だったサウンドとジャネットのヴォーカルが見事に融合しています。





ちなみに、このアルバムには元ネタというべきアルバムがあります。
ジャム&ルイスがジャネットを手掛ける前にに手掛けた女性アーティスト、シェレールの「Fragile」('84)と「High Priority」('85)です。

Fragile (Bonus Tracks)Fragile (Bonus Tracks)
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High PriorityHigh Priority
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上の2曲を聴いてもらえば判りますが良く似てますよね~
この事についてはジェネットも”彼女みたいなアルバムにしたい”と公言していました。

この頃のジャネットのアルバムが好きな方は是非こちらも聴いてみて下さい。



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