クリストファー・ノーラン脚本・製作、ザック・スナイダー監督、「スーパーマンが現代にいても違和感がない様に」作ったというインタビューから”リアリティのある作品になってるだろうなぁ”と想像しながら観に行きました。
”どうしてスーパーマンは地球にやってきたか?”
”クリプトン星は何故滅んだのか?”
”敵となるゾット将軍は何故地球にやってきたのか?”
”何故正体を隠し続けるのか?”
”胸のSマークの意味は?”
”何故クリプトン星人のスーパーマンがクリプトンが弱点になるのか?”
等々・・・疑問を一つ一つ今風に整合性が取れる様に説明されていきます。
特にケヴィン・コスナー演じるジョナサン・ケントとの別れはクラークの人格形成で重要な役割を占める様に描かれてますね。
全体的な印象は制作&監督の二人から連想出来る通り、かなりダークで重い感じに描かれてます。
これまでのスーパーマンは敵と戦う時、極端に言えば死者を一人も出さない位の勢いでしたが、今作でのゾット将軍が登場してからスーパーマンとの対決は過去のスーパーマンでは表現された事のないダークさでした。
この辺はリチャード・ドナー版や前作のブライアン・シンガー版が好きな方には少々違和感を感じますね。
離陸シーンもドナー版の様な”ふわっ・・・・ビューン!”って感じではなく、弾丸の様に”どーん!!”って感じで飛んでいきます。
ダーク・ヒーローのバットマンと対になるスーパマンにしては暗過ぎる面も多いけど、次回作でバットマンと共演、そしてDC版「アベンジャーズ」と言われる「ジャスティスリーグ」を視野に入れた場合、クリストファー・ノーランで統一感を出したという意味では成功じゃないかな?
今作で色んな説明が終わり”鋼の男=スーパーマン”が完成したので、次回作は純粋にスーパマンの活躍が出来る映画になりそうですね(*'-')
少し予備知識を入れたいな~って方は↓の「13分間特別映像」がオススメです。
0 件のコメント :
コメントを投稿