Smiles / Dee C.Lee (’98)

昨日、こんなニュースが飛び込んできました。

ポール・ウェラーの息子がJ-POP歌手としてデビュー

ポールの長男、ナット・ウェラーがエイベックスがデビューするそうです!(;゜д゜)
DJやモデルとして活躍していたナットはポール・ウェラーが来日する際に同行。
そこで日本の良さに触れ、日本デビューを決めたそうです。
親日家のアーティストは多いですが、まさか日本デビューするとは・・・

ナットのお母さんはD.C.リー(Dee C.とも表記されます)

D.C.リーは、80年代のUK音楽を聴く時に良く耳にするアーティストで、最初はデビュー間もないワム!のバック・ボーカルとして参加。



その後スタイル・カウンシルに参加し、ポール・ウェラーと結婚しナットを出産。



順調に夫婦生活を過ごしていたのですが'98年に離婚してしまいます。
この離婚がきっかけでスタイル・カウンシルを離れますが、その後もブロウ・モンキーズのDr.ロバートとのユニット、スラム・スラムや、ラッパーのグルーのプロジェクト”ジャズマタズ”に参加する等、多くのアーティストが彼女の声に惚れています('-')

ソロ名義のアルバムとしては3枚をリリース。
ポール・ウェラーの影響が色濃く出たデビュー作の「Shrine」や、当時のアシッド・ジャズ・ブームに乗っかった形となった2nd「Things Will Be Sweeter」も捨てがたいですが、一番好きだったのは3rdアルバムの「スマイル」です(*'-')


曲リスト
1. アイル・ウェイト
2. アイ・ウォント・ブレイク・ユア・ハート
3. イン・ディス・ライフ
4. ドント・ユー
5. トゥ・ハヴ・アンド・トゥ・ホールド
6. アイ・ラヴ・ユー
7. ノー・ワン・ニーズ・トゥ・ノゥ
8. ホエン・ユー・ワー・マイン
9. ユー・ワー・ザ・ワン
10. ケイジャン・ムーン
11. ハウ・ファー

離婚後初のアルバムとなる本作は、ビッグ・ネームのプロデューサーやゲストを起用せず、自身の思いのまま作った作品は、しっとりとした大人の女性シンガーの作品となっています。

"I Will Want"や"Don't You"、"To Have & To Hold"等、インコグニートでソングライトを担当したアーデン・ハートとケヴィン・ビッツが参加している影響もあり、サウンドも心地良い曲が多いです。





時代を感じさせない作風は今聴いても色褪せないです。

興味がある方は聴いてみて下さい(*'-')


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