Kool Skool / Kool Skool ('90)

先日のジェシー・ジョンソンの流れからジェシーがプロデュースしたクール・スクールのアルバムを聴いています('-')

by カエレバ

曲リスト
01.Waste My Time
02.My Girl
03.Never Thought I'd Miss You
04.Take Me
05.You Can't Buy My Love
06.Mercy Me
07.My Bed
08.Now That She's Gone
09.Do You Really Want Me?
10.Get To You
11.Make Up Your Mind

クール・スクールはジェシー全面プロデュースで'88年に”ダ・クラッシュ (dáKRASH)”というグループ名でデビュー。
メンバーはヴォーカルのRobert Jordanを筆頭に、Bryan Tate、Edgar Hinton、Gabriel Acevedo、Dee Dee(Gary) Jamesの5人組です。

by カエレバ

ブラウンマークがプロデュースしたマザラティに対抗した感じの様な男性バンドで、サウンドも同年ジェシーがリリースしたEvery Shade of Loveのバンド版的なアルバムでした。

アルバムからは"Wasn't I Good To Ya ?""Trapped In Phases"がシングル・カットされました。




このアルバムから2年後にリリースされた新作はヴォーカルがDion Craigに替わり、バンド名をKOOL SKOOLに改名リリースされました。
改名に合わせてビジュアルも当時流行ったヒップ・ホップ系のアーティストに様変わり('-')

プロデュースはジェシー・ジョンソンとジェシーのアルバムでキーボードやバック・ボーカルを担当しているキース・ルイスのコンビ。

当時ニュー・ジャック・スウィング全盛だった頃にリリースされた"Waste My Time"は時流に乗りつつもジェシーらしい軽快なサウンドで気持ちいい1曲です('-')


この他、ダンシュ・チューンの"My Girl""You Can't Buy My Love"、唯一のバラード・ナンバー"Now That She's Gone"等、当時活躍していたジャム&ルイスに引けを取らない名曲揃いです。




完成度の高いアルバムだったにも関わらずバンドとしてのパワーが足りなかったのか1枚のみのリリースになってしまいました(´・ω・`)

ジェシーは、クール・スクールやタ・マラ&ザ・シーンの様なマニアック系のアーティスト他にも、ジャネット・ジャクソン("Pretty Boy"、"Fast Girls"、"French Blue"等)、ポーラ・アブドゥル("I Need You")、チャカ・カーン("Castles Made Of Sand")等、結構メジャーなアーティストもプロデュースしているけどタイミングが悪かったのかプロデューサーとしては大成出来てないのが残念です。

今回の来日でディアンジェロだけじゃなくジェシーにも注目が集まるといいな・・・(*'-')


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