死因は遺伝性の糖尿病によるものと思われます。
ATCQは昨年11月にデビュー盤の「People's Instinctive Travels and the Paths of Rhythm」を紹介したので今日はラスト・アルバムとなった「ラヴ・ムーブメント (The Love Movement)」を書いておきます。
ア・トライブ・コールド・クエスト
(株)ソニー・ミュージックレーベルズ 1998-09-29
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曲リスト
01.Start It Up
02.Find A Way
03.Da Booty
04.Steppin' It Up
05.Like It Like That
06.Common Ground (Get It Goin' On)
07.4 Moms
08.His Name Is Mutty Ranks
09.Give Me
10.Pad & Pen
11.Busta's Lament
12.Hot 4 U
13.Against The World
14.The Love
15.Rock Rock Y'All
16.Scenario (Remix)
17.Money Maker
18.Hot Sex
19.Oh My God (Remix)
20.Jazz (We've Got) (Re-Recording Radio)
21.One Two S**t
ATCQは、Q-ティップ(Q-Tip)、アリ・シャヒード・ムハマド(Ali Shaheed Muhammad)、ファイフ・ドーグ(Phife Dawg)、ジェロビ・ホワイト(Jarobi White)の4人で'88年に結成。
'90年のデビュー・アルバム「People's Instinctive Travels and the Paths of Rhythm」は注目を浴び、シングル"Can I Kick It?"が当時NIKEのCMに使用された事で一気に認知度がアップしました。
アルバムをリリースする毎に評価が上がり、'96年の4thアルバム「Beats, Rhymes and Life」はビルボード・チャートで初の一位を獲得しました('-')
(R&Bチャートは「Midnight Marauders」で1位を獲得済)
本作は2年後にリリースされた5thアルバムで、前作も担当したウマー(The Ummah)が全面プロデュース。また'14年に他界したたJ・ディラ(J Dilla)も参加していました。
テイ・トワの"TECHNOVA"を使った"Find A Way"は今聴いても色褪せる事ない名曲ですね~!
またエディ・マーフィー主演映画『ブーメラン』で使用された"Hot Sex"もカッコイイです。
他にもギャップ・バンドの"Yearning For your Love"を使った"Pad & Pen"やフレディ・ハーバートの"Little Sunflower"を使った"The Love"、モス・デフが参加した"Rock Rock Y'All"ではチャールズ・ライト&ワッツ・103rd・ストリート・リズム・バンドの"What Can You Bring Me?"を使ったりとネタの使い方がどれも渋くてカッコイイ!('∇')
他の作品と比較すると若干人気が落ちますが、個人的には余計なものを極限まで削ぎ落としたソリッド感満載の本作は大好きな1枚です(*'-')
昨年1stが25周年でパフォーマンスを行ったからいつかはまたATCQとして1枚位アルバム出してくれるかも・・・と思っていただけに残念でしかたがありません。
ご冥福をお祈りします。
【オマケ】
'14年に故J・ディラに捧げた"Dear Dilla"も貼っておきます。
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