曲リスト
1.Never Enough2.The Prodigal Son
3.I Need Your Love
4.In My Life
5.Gotta Keep the Funk Alive
6.Last Call
7.Special Lady
8.We Can't Go On
9.Living With a Broken Heart
10.True Love
J.P.ディレイアについて
本名はジェイソン・ピーターソン・ディレイア(Jason Peterson DeLaire)でミネアポリス出身。The FamilyやfDELUXEでお馴染みセント・ポール・ピーターソンやプリンスのレコーディングに参加していたリッキー・ピーターソンといった”ピーターソン・ファミリー”の一人です。(関係性だとセント・ポールの甥にあたる様です。)
バークレー音楽学校を卒業、サックス、キーボードを演奏し、歌手、ソング・ライト、プロデュースと複数こなすのもファミリー譲りですね('-')
マイケル・ボルトンやオリータ・アダムス、アレクサンダー・オニール、シェレール、ジャム&ルイスが手掛けたSOLO等のアルバムに参加。
もちろんセント・ポール・ピーターソンやリッキー・ピーターソンのソロ、そしてfDELUXEのアルバムやライブにもメンバーとして参加しています。
プリンスとは'92年に行われた『Diamonds And Pearls Tour』で、カルメン・エレクトラのサポートでサックス・プレイヤーとしてツアーに同行しています。
アルバムについて
本作は'08年にリリースされたJ.P.にとってデビュー・アルバムとなります。プロデュースはラストの"True Love"をマイケル・ボルトン繋がりのデヴィッド・デルホーム(David Delhomme)、"Last Call"をシュイラー・ディール(Schuyler Deale)が担当、それ以外はセルフ・プロデュースとなります。
マスタリングにはフライト・タイムのエンジニア、スティーヴ・ホッジ(Steve Hodge)が参加してます。
楽曲について
話題となったのは、当時大統領選を戦ったバラク・オバマへの支援ソングでタイトル・トラックの"In My Life"ですね('-')この他、ミント・コンディションを連想させる様なミディアム・スローの"Never Enough"、ブーツィ・コリンズのプロデュースでデビューしたマイコ・ウェイヴ(Mico Wave)がトーク・ボックスで参加した”I Need Your Love”、ザ・タイムっぽいミネアポリス・ファンク・ナンバーの"Gotta Keep The Funk Alive"、ピーターソン・ファミリーのビリーがベースで参加したバラード・ナンバーの"We Can't Go"等、ミネアポリスのアーティストらしい多様性に飛んだアルバムです。
新曲"Downtown"について
JPと言えば、今月新曲"Downtown"を発表、彼にとっての”ダウンタウン”はもちろんミネアポリスの事です('∇')MVではミネアポリスの名所があちこち使われ、1:26ではペイズリー・パークやプリンス・ファミリーの写真、2:40では「Purple Rain」を始めファミリーのアルバムも挿入されてます(T-T)
(リリックには見覚えのあるプリンスのアルバムで使用されたフォントもちらほら使われてます)
シングルとは言わず、全編ミネアポリスをフューチャーした新作を作って欲しいです!
オマケ
JPは4月にプリンス・トリビュートとして「We Are The World」の時に提供した"For The Tears In Your Eyes"のカヴァーを披露しています。youtubeの本人コメントには、いかにこの歌が素晴らしいか歌詞の奥深さを理解して欲しいと書いてあり、プリンスへの想いが綴られています。
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