Poetry in Motion / Najee ('17)

今日は待ちに待ったナジーの新作を聴いています('∇')



曲リスト

1.Stratosphere
2.Is It the Way Back (feat. Eric Roberson)
3.Let's Take It Back (feat. Incognito)
4.Noche Romantica
5.We'll Be Missing You (feat. Will Downing)
6.Song for the Ladies
7.Don't Make Me Wait (feat. Maysa)
8.Poetry In Motion (feat. Bobby Lyle)
9.Running Away (feat. Blake Aaron)
10.Duolology

ナジーについて

ニューヨーク出身のフルート、サックス奏者のナジーは、高校の頃から著名な指導者からレッスンを受け、マンハッタン音楽学校やニューイングランド音楽院等を卒業。
卒業後レコーディング・アーティストとして活動しながら、弟ファリード(Fareed Abdul Haqq)と共にチャカ・カーンのバンドに在籍し'83年の"Ain't Nobody Tour"に参加とキャリア初期から才能を開花、'86年のデビュー・アルバムNajee's Themeはグラミー賞の最優秀ジャズアルバムにノミネートされ、一気にサックス・プレイヤーとしての地位を獲得した1枚となりました。

以降も定期的にアルバムをリリース。
'00年、ジョン・ブラックウェルやロンダ・スミス達と共にNPG”第4期”メンバーとして参加、'02年までプリンスと活動を共にしました。

アルバムではThe Rainbow ChildrenThe SlaughterhouseThe Chocolate Invasionに参加し”One Nite Alone Tour”ではキャンディ・ダルファーエリック・リーズ達と共に交代しつつ参加。
ライブ盤One Nite Alone...Live!で彼のサックスを聴くことが出来ます('∇')

アルバムについて

アルバムとしては'15年の「You, Me & Forever」以来。
参加ミュージシャンはアレサ・フランクリンやアニタ・ベイカー等のアルバムに参加していた名匠バリー・イーストモンド(Barry Estmond) (Key)を筆頭に、'15年の「Soul Stories」も話題になったブレイク・アーロン(Blake Aaron) (G)、チック・コリアのバンド等に在籍していたカール・カーター(Carl Carter) (B)、ジョーのバンド・メンバーとして来日経験もあるジャーメイン・パリッシュ(Jermaine Parrish) (Dr)、過去作でも共演しているヴィクター・ウィリアムス(Victor Williams) (Per)等が参加。

ゲストには、11月に来日公演を控えたエリック・ロバートソンやインコグニート、ウィル・ダウニング、そしてインコグニートでヴォーカルを努めたメイザ・リーク等、豪華な顔ぶれが揃ってます('∇')

楽曲について

先行公開されたインコグニートが参加した"Let's Take It Back"は両者の良いとこ取りの様なインスト・ナンバーです('∇')



この他、全10曲中7曲はバリー・イーストモンドと共作で、アーバン感漂う開幕の"Stratosphere"やスパニッシュ・テイストの"Noche Romantica"といったインスト曲、エリックによる甘美な歌声との組み合わせが美しい"Is It the Way Back"そしてメイザ・リークの纏わりつく様なハスキー・ヴォイスが心地よい"Don't Make Me Wait"といったヴォーカル曲のバランスがとても良いです('∇')

今作はプリンスそしてアル・ジャロウへのリスペクトを詰め込んだアルバムという事で、"Noche Romantica"ではXpectationN・E・W・Sみたいな香りが感じられました。

このアルバムを引っさげて来日公演があるかもしれませんね('-')



オマケ

ナジーとインコグニートと言えば、インコグニートのベスト「The BEST 2004-2017」に収録の"Village Life"にゲスト参加しています。
今回のお礼返しなんでしょね('∇')



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