Colors / Beck ('17)

今日は待ちに待ったベックの新作「カラーズ」を聴いています('∇')



曲リスト

1.Colors
2.Seventh Heaven
3.I'm So Free
4.Dear Life
5.No Distraction
6.Dreams (Colors Mix)
7.Wow
8.Up All Night
9.Square One
10.Fix Me
11.Dreams

ベックについて

ベックに関して有名過ぎて書くことも無いんですが・・・一応('-')
カリフォルニア生まれで現在47歳。
’93年にインディ・レーベルからリリースしたデビュー・アルバム「Golden Feelings」で注目を浴び、翌'94年にメジャー・デビュー・アルバムMellow Goldをリリース。

以降ダスト・ブラザーズをプロデューサーに迎えた'96年の名盤Odelay、ナイジェル・ゴドリッチを迎えた'98年のMutations、プリンスを彷彿させるファンキーなMidnite Vulturesと、ベックがリスペクトするプリンスの様に同じアルバムを2枚作らない姿勢を貫いているアーティストです。

前作のMorning Phaseは第57回グラミー賞で最優秀アルバムとロック賞を受賞しました。
この時のプレゼンターはプリンスで、

Albums... remember those?
Albums still matter.
Like books and black lives,albums still matter.

スピーチでは名言となりました。

↓はスピーチ後の受賞シーン。
BECKがプリンスに"Hi Prince"って言うシーン好きです('∇')



アルバムについて

一時は昨年10月頃にリリースされるという噂もありましたが延期され、前作から3年8ヶ月振りという形になりました。
それでも前々作の「Modern Guilt」は6年空いた事を考えると十分早いですね('∇')

制作にはアデルフー・ファイターズ等を手掛けるグレッグ・カースティン(Greg Kurstin)、そして’13年の"Gemmi"等何作かソングライトとミックスを担当したコール・M・グライフ・ニール(Cole M. Greif-Neill)と共に制作しています。

アルバムに先駆けてリリースされたのはビートルズ辺りを連想させるリズムとピアノとギターが効果的な"Dear Life"


続く"Up All Night"はAメロ、Bメロ、サビとパート毎にコロコロ変化していくキャッチーなナンバーで、こちらもベックのギターが特徴的な1曲。

日本語歌詞版はこちら)

この曲と"Fix Me"はサッカーゲーム・ファンにはお馴染みのEA SPORTSがリリースしてる『FIFA 17』にも使用されてます。(ゲーム内ではZeddやカサビアン等の楽曲も収録)

この2曲でも判りますが、デュラン・デュランを連想させる80SのUKロック調のタイトル・トラック"Colors"を筆頭に、ティアーズ・フォー・フィアーズ辺りを彷彿させるサイケデリック・ポップ調の"Dear Life"、ザ・ポリスっぽい"No Distraction"等、ベックが好きだったサウンドを一つに詰め込んだ様なアルバムになっています。



制作期間が空いたのでチョット心配したのですが、当初予定された頃に先行リリースされたラップを取り入れた"Wow"もきっちり収録。


さらに'15年にリリースされた"Dreams"も今回のアルバムに合わせて"Colors Mix"としてリファイン。(オリジナルはiTunesのボーナス・トラックとして収録されています。)



前作がアーティステックな作品でしたが、今回は明るい楽曲が多いのでドライブとかにピッタリの1枚になってますね('∇')

10月23日には日本武道館で待望の来日公演も開催。
これに合わせて「スッキリ」とかワイドショーや音楽番組に出演してくれるかもしれませんね!

↓来日公演情報




スポンサーリンク


0 件のコメント :

コメントを投稿