Exposure / Esperanza Spalding ('18)

待ちに待ったエスペランザ・スポルディングの新作「Exposure」が手元に届きました!('∇')


曲リスト

Disc 1 (Exposure)
01.Swimming Toward Black Dot
02.Public Trance It
03.Heaven In Pennies
04.Colonial Fire
05.Coming To Life
06.Geriment
07.I Am Telling You
08.The Ways You Got The Love
09.I Do
10.Double Jointed Canyon

Disc 2 (Undeveloped)
01.Helluva
02.Tangerine
03.Word Jungle
04.Chelsea Mercy
05.Work Of Art
06.Winning Machiness
07.Trouble
08.4th Grade
09.Whisper
10.Fittest

エスペランサ・スポルディングについて

’84年、ポートランド生まれのジャズ・ベーシストでシンガーのエスペランサ(エスペランザ・スポルディングと表記される場合もあり)。
名門バークリー音楽院の在学中の'03年~'08年、歴代最年少で講師になった経験もあり、現在はハーバード大学の教授もこなす素晴らしい才能の持ち主です。

アーティストとしては'06年にトリオ形式で発表したJUNJOでデビュー。
’10年にリリースしたCHAMBER MUSIC SOCIETYは翌’11年の第53回グラミー賞で最優秀新人賞を獲得。
その才能はプリンスを始め多くのアーティストにも認められています。

’16年にリリースしたEmily’s D+Evolutionでは'13年から結成した”エミリーズ・D+エボルーション (Emily's D+Evolution)”というプロジェクトによる初のアルバムをリリース、独特の世界観で好評を博しました。

アルバムについて

'17年7月、SNSで新作アルバム『Exposure』自身のサイトから7777枚限定で制作する事を発表。



アルバムに収録される前10曲は9月12日(現地時間)よりレコーディングを始め、77時間で制作
しかもその様子を自身のFacebookにでライブ・ストリーミングで全世界に配信するというリアリティ番組的な企画で制作されました。

メンバーはEmily’s D+Evolutionに参加したマシュー・スティーブンス(Matthew Stevens)[guitar]とジャスティン・タイソン(Justin Tyson)[drums]、「Radio Music Society」に参加しザ・ルーツやジャヒーム等のアルバムにも参加したレイモンド・アングリー(Ray Angry)[key]。

この他、ゲストとして"Heaven In Pennies"ロバート・グラスパー(Robert Glasper)、”Coming To Life”レイラ・ハサウェイ(Lalah Hathaway)、"The Ways You Got The Love"アンドリュー・バード(Andrew Bird)参加。

レコーディング、打ち合わせ、ミックス作業、時にはぼーっと休憩してるシーン等、全てを見せてくれました。

↓はストリーム配信された"Heaven In Pennies"のレコーディング風景

この映像観ながら”エスペランサも凄いけど、プリンスは一人でコレ以上のスピードでやってたんだよな・・・”なんてつい思ってしまいました。
プリンスがコレ見てたらどんな顔したかな・・・なんて事を妄想してました。

ライブ・ストリーミングから4ヶ月、パッケージング等の時間の関係だと思うのですが本日無事届きました。

CDの裏にはサインとシリアル番号が入ってました('∇')



早速聴いてみましたが、あの時観てたあの音が形になるとこうなるんだ・・・って感慨深いものがあります。

前作の延長線上の作品で、ドラマティックな"Swimming Toward Black Dot"を筆頭に、前述に書いたロバート・グラスパー参加の"Heaven In Pennies"、レイラ・ハサウェイの天まで駆け上がる様なコーラスが秀逸な"Coming To Life"、音の渦がどんどん大きく広がっいくラストの"Double Jointed Canyon"まで濃密で想像豊かな楽曲が揃ってます。


加えて、当初10曲という事でしたが届いたパッケージには「Undeveloped」というタイトルの2枚目のディスクが追加!
”(Pre-Exposure Practice)”とサブ・タイトルのついたこちらは77時間のセッション前に作ったものの様、シンプルなサウンドとコーラスが入った楽曲ですが、”練習(Practice)”というには凄すぎる内容です。

こんな良いアルバムなのに今後リリースされないのがチョット勿体無いです。
(まぁされたらされたで買った人から文句が出るでしょうけどね...)



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