静かなオープニングかと思いきや次々と変容サウンドがタイトル通りの"Mirror Ball"、彼らしいR&Bのグルーヴを取り入れ信仰に対するパーソナルな歌詞の”Baptiste”、62歳になった今の気持ちを歌う"Old Father Tyme"や先行シングルの"Village"など、最初の動画で”このレコードは音楽のちからとそれが自分の人生に与えた影響を反映している。”と語った通り、精力的に活動しているポールが立ち止まり周りを見渡してる様な歌詞が印象的です。
尚、輸入盤のデラックス・エディションと日本盤には、インスト曲の”4th Dimension”、牧歌的な"Ploughman"、フォーキーな"I'll Think Of Something"の3曲と2曲のミックスが収録、日本盤にはさらに"Failed"が追加収録されてます。
全てを聴けば判りますが"On Sunset (夕暮れ)"は決してキャリア後期を迎えたという老いた感じは一切無く、キャリア43年とベテランの域に達しても常に変化をし続ける作品を出し続けるポール・ウェラー恐るべしといった内容。いっそ次は「Moonlit night (月夜)」、「Dawn (夜明け)」と作ってもらいたいです😃
全曲視聴
アルバムは公式YouTubeチャンネルなどで全曲視聴できます。
メイキング映像
7月9日にアップされた20分に及ぶアルバム・メイキング映像
ザ・コンプリート・ポール・ウェラー
6月30日にシンコーミュージックからリリースされた大久達朗監修『ザ・コンプリート・ポール・ウェラー』は、'15年に出版された『CROSSBEAT Special Edition ポール・ウェラー』のアップデート版。
新たに元スタイル・カウンシルのスティーヴ・ホワイト、ミック・タルボット、そしてウェラーの最新取材ほか大幅加筆されています。ポール・ウェラーの全てが凝縮された本なので興味がある方はこちらも是非。
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