この頃はマリオみたいなお髭が特徴的だったんですが
今はお髭も剃ってスッキリして昔より若い印象になってます('-')
フロント・マンのモーリス、プロデューサーとして一世風靡したジャム&ルイス、ギタリストとプロデューサーとしても活躍したジェリービーン、コメディなキャラがモーリスと相性バッチリのジェローム、ザ・ファミリーのメンバーとして活躍したジェリービーンといる中で、モンテは影が薄い存在だったと思います。
唯一白人だったので、そういう意味でも異色ですね。
ジャム&ルイスの二人とは仲が良く、二人がFlyte Tymeを立ち上げた後に合流。
アレキサンダー・オニール、シェレール、ジャネット・ジャクソン等のアルバムでプロデュースを担当。
グラディス・ナイトやパティ・オースティンのアルバムではキーボードで参加する等、地道な活動を続けています。
Flyte Tymeから離れた後もDejaやForce MD'S等のアルバムでプロデューサーとして活躍。
90年の映画『Graffiti Bridge』でTIMEがリユニオンし、アルバム「Pandemonium」で再び脚光を浴びますが、その後暫くの活動は不明。
そんな中、’01年にリリースされたのが本作です。
曲名リスト
1. I'm The One Who Loves You
2. World Is Turning
3. On Your Way Home
4. For Want And Desire
5. Silence Of My Heart
6. Save Your Love For Me
7. One Of These Days
8. All Right By Me
9. Everyday Living
10. This Side Of Paradise
セルフ・プロデュース作で、しっとりとしたサウンドに乗せてモンテ自身がヴォーカルを取る"I'm The One Who Love You"、ニューオリンズ風サウンドの"On Your Way Home"、スムース・ジャズ・テイストの"For Want And Desire"、アコギの音色が哀愁を醸し出している"Save Your Love For Me"等、ミネアポリス・ファンクとは違い全体的に落ち着いた作品になっています。
作品としては決して悪い訳ではないのですが、モンテは奏者とプロデュースに専念し優秀なヴォーカリストを使えば良い作品になったと思います。
もし"On Your Way Home"や"All Right By Me"をアーロン・ネヴィルのファルセットの効いたヴォーカルに変えたらかなり良いと思います。
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