Secrets / Toni Braxton ('96)

今日はトニ・ブラクストンの44歳(1966年10月7日)の誕生日です。

ここ最近の歌手の中では波乱万丈の半生を暮らしてる人ですね。

トニと彼女の姉妹で結成されたブラクストンズで'90年にデビュー。
その後、メロディメーカーのベビーフェイスの目に止まり、エディ・マーフィー主演映画『ブーメラン』('92)のサントラにBabyfaceとのデュエット曲"Give U My Heart"で参加しソロとしては華々しいデビューを飾りました。



翌年、ソロ・デビュー作の「Toni Braxton(邦題ラブ・アフェア)」をリリース。
"Love Shoulda Brought You Home"や"Another Sad Love Song"等、シングル・カットした曲はどれも順調にヒットし、'94年のグラミーでは"最優秀新人賞"と"最優秀女性R&Bボーカル賞"を獲得するという順風満帆なスタートでした。



デビュー作が大ヒットすると2ndでの過剰な期待がかかる状況ですが、そこでリリースされたのが本作です。

by カエレバ

曲名リスト
1. Come On Over Here
2. You're Makin' Me High
3. There's No Me Without You
4. Un-Break My Heart
5. Talking In His Sleep
6. How Could An Angel Break My Heart
7. Find Me A Man
8. Let It Flow
9. Why Should I Care
10. I Don't Want To
11. I Love Me Some Him
12. In The Late Of Night
13. You're Makin' Me High
14. Un-Break My Heart
15. I Don't Want To


前作まではベビーフェイス達のコントロール下で作られた感が強かった印象を受けますが、今作では自らエグゼクティヴ・プロデューサーとして参加。
プロデューサーにはLAリード&ベビーフェイスの他に、トニー・リッチ、ダイアン・ウォーレン、デビッド・フォスター、Rケリー、ゲストにはケニーGが参加する等、今思っても豪華な顔ぶれです。

外見も黒髪のベリーショートからブラウンのセミロングと女性らしさをUPしています。
その変化は作品にも表れ、トニー・リッチが作ったミディアム・スローの"Come On Over Here"、ベビーフェイスお得意のゆったりとしたダンス・チューンで先行シングルの"You're Makin' Me High"やアコギがトニの体を包み込む様な感じがセクシーな"There's No Me Without You"、そして決定打がダイアン・ウォーレンとデビッド・フォスターによる名曲"Un-Break My Heart"。





この曲はトニの代名詞的な楽曲となり、アルバムは累計1300万枚の大ヒット。
この年のビルボードで11週連続1位の快挙を成し、'97年のグラミーで最優秀女性ポップ・ヴォーカル・パフォーマンス賞他を獲得しました。

この他にもR・ケリーによる"I Don't Want To"や、マドンナや2パックなど多ジャンルで活躍しているソウルショック&カリーンによる"I Love Me Some Him"、ケニーGをゲストに迎えた"How Could an Angel Break My Heart"等、話題性のある曲が揃っています。



このまま順調に行くかと思いきや、3rdアルバム「The Heat」('00)直前に自己破産。
どん底に落ちつつも'01年にミント・コンディションのケリ・ルイスと結婚し子供も2人恵まれ運気上昇か?と思ったのですが'07年に胸に腫瘍が見つかり摘出手術を受けます。

音楽の方でもトラブルに見舞われレコード会社を2度移籍。
'08年にアトランティック・レコードと契約し、昨年「Pulse (パルス)」を発表しました。


by カエレバ

曲名リスト
1. イエスタデイ
2. メイク・マイ・ハート
3. ハンズ・タイド
4. ウーマン
5. イフ・アイ・ハフ・トゥ・ウェイト
6. ルッキン・アット・ミー
7. ワードローブ
8. ヒーロー
9. ノー・ウェイ
10. パルス
11. ホワイ・ウォント・ユー・ラヴ・ミー
12. イエスタデイ (フィーチャリング:トレイ・ソングス) * Bonus Track
13. リワインド* Bonus Track


トレイ・ソングスをフューチャーした"Yesterday"を筆頭に、トニには珍しいアップ・テンポの"Make My Heart"等、これまでの紆余曲折を払拭できる"起死回生"の1枚と思えるアルバムです。





色々ありましたが、このアルバムが1つのステップとなって新たな上昇気流に乗ってもらいたいものです(*'-')




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